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2007年1月の3件の投稿

2007年1月24日 (水)

ぼく・わたし

ぼく・わたし ぼく・わたし

著者:高畠 那生
販売元:絵本館
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■この「ぼく・わたし」。とっても残念なことに、タイトルと表紙の絵が、素敵な中身を伝えきれていない気がするんです(余計なお世話?)。■中には肌の色や国籍も違う、個性的で、そしてとっても魅力的な子供たちが出てきます。そしてひとりづつ「得意なこと」と「苦手なこと」を発表していきます(緑色の顔の女の子なんかもいる)。ただそれだけの本なんです。なんといっても高畠さんの絵が印象的です。■例えば’鉄棒は苦手だけど、リボンは素敵にむすべる女の子’とか、’野球は苦手だけど、スケートは得意な男の子’とか、ね。読んでいると、金子みすずさんの「みんな違って、みんないい」という詩が浮かんできます。■おとなは、ついつい「何でも出来る子」に育てたいと思います。それが一番いいと思いがちです。でも本当に人間として素敵なのは、自分が得意なことと苦手なことを「ちゃんと知ってる」こと。たとえば「何でもできる」と思っているのは、もしかしたら「自分の苦手なことに気づくのが苦手」なだけかもしれません。自分が苦手なものには、かならず「それが得意」の人がいる。苦手なことがない人は、絶対にいません。だからみんなが補い合って、つながって、世の中が動いている。そういうこと、なかなか普段は意識できません。あ、これ。もしかしたら、おとな向きなのかもしれないなあ。人に感謝したり、優しくなれる絵本です。■ちなみに私なら、「わたし、料理はとくいだけど、車の運転はにがて」かな(^^;)。ピアノは今だに「得意!」とは言い切れない。だから辞められない。まだまだ未熟です(泣)。

だって中はこんなに素敵なのに⇒

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2007年1月19日 (金)

よるくま

よるくま よるくま

著者:酒井 駒子
販売元:偕成社
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■娘が生まれてから、沢山の素敵な絵本に出会いました。それまではどちらかと言えば写真集の方が好きで、世の中にこんなに沢山の絵本があることにも気づかず、あくせくと暮らしていました。今年は少しづつ、娘と私が好きな絵本をご紹介していこうと思っています。第一回目は「よるくま」です。

■この本を読むたびに、はじめて娘を託児所に預けた日のことを思い出します。彼女が一歳半。この絵本に出てくる「よるくま」みたいな顔をして、お迎えにきた私を見るなり「わーん」と泣き出しました。その時の光景が、絵本の中で必死にお母さんを探す「よるくま」の姿を見るたびに昨日のことのようにキュンと思い出されます。

■でもこの絵本を娘に読んであげると、お仕事をしているお母さんの存在理由が少し伝わるようです。とてもファンタジックな世界ですが、お母さんがお仕事で釣ったお魚を売ってお金に換えて自転車を買う、というリアルな生活感が面白いです。仕事をするお母さんも、少し応援してもらえた気になります。もちろん酒井駒子さんの、独特な宇宙を感じる絵(空間)は親子ともに大好きです。

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2007年1月 4日 (木)

リトル・ミス・サンシャイン

Photo_21 ■今年1本目の映画は「リトル・ミス・サンシャイン」。最近特にアメリカのロード・ムービーが好きな私としては、これはもう絶対観たい!と昨年暮れからウズウズしていたのでありました。まだ公開されて間もないのと、ストーリー展開も重要なので、ここではネタバレなしにします。ひとこと「当たり!」です。

■「家族」「ロードムービー」「ブラックユーモア」「コメディ」「人情」「シニカル」「感動」「負け犬」。この中のひとつでもアンテナにひっかかる人は是非観て下さい!笑って泣いて、そして心にちゃんとおさまる素敵な映画です。脚本も撮影も、もちろん役者も。みんなうまいんだよね~。いやいやアメリカ映画。最近の大作は何だかな~ですが、まだまだ才能は尽きない。ちなみに以下フライヤーからです。 ■口コミによる予想外の大ヒット!たった7館からのスタートがいまや全世界で大ヒットを記録。9歳の娘を美少女コンテストに出場させるためアリゾナからカリフォルニアに向かうウーヴァー家族が数々の障害に遭遇しながら、家族の絆を深める姿をコミカルに、そしてちょっぴり感動的に描くロード・ムービー。東京国際映画祭三冠を始め、名だたる映画祭で受賞歴。日本でも正月映画のダークホースから大本命に格上げも間近!■だそうです(^^;)。

※もっと詳しく知りたい方はこちら公式サイトへ⇒

■そういえばこの映画で家族のシンボルとなっているバスも黄色い。今年はなんとなくYellowな一年になりそうです。それにしても、アメリカの「病める家族」。今の日本でもまったくリアルな存在です。いやだからこそ、いい映画だった!

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