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2007年10月24日 (水)

自虐の詩 上下

自虐の詩 上巻 ■先日の森テラ即興では、自分でも思いがけずダークなメロディが出てきて、その後の打ち上げ(というか反省会)では、ダリアさんや共演者に対して「音楽はただ気持よいだけでいいのかな?そもそも音楽っていったい何?」と、これまた自分でもびっくりするような言葉が次々と出てきて、ああ私は今「転機」なんだなあと実感(疲れてたとも言うが^^;)。あれから来月の録音に向けて色々と思いをめぐらせたりしている。■思いをめぐらせる時は歩く。早稲田の本屋に立ち寄ると、いつものクラシックBGMがジャズに変わっていた。一日中ピアノの音を聴いて(弾いて)、気晴らしに外へ出ても行く先々でピアノが鳴っていたりすると、どうしようもなく辛いのだけど、今回はエレピのイントロが面白くてつい聞き耳を立てて店内をうろうろ。■コミックコーナーに行くと「日本一泣ける4コマ漫画 遂に映画化!」のキャッチコピーと、阿部寛がスローモーションでちゃぶ台をひっくり返す映像が気になっていた「自虐の詩」が目に入り上下巻を購入(安い文庫の方で)。■これ、読み進むうちに凄いことになっていく。ただの4コマギャグ漫画なんかじゃなくて、深い。前半のただただ「しょうもない」日常が、後半からぐっと意味を持ってくる。登場人物たちが愛しい存在に思えて、クライマックスでは不覚にも涙ボロボロでした(^^;)。人生の真髄って本当は誰にでも公平で、とてもシンプルなところにある。あらためて、そういう大切なことに気づかせてくれます。勝ち組とか負け組とか、もう本当にそういうのどうでもいい。人と比べないことからホンモノの人生は始まるんだね。■堤幸彦監督だから気になるけど映画はどうしようかなあ。。絵の世界だからこその気もするの。

第20回東京国際映画祭出品「自虐の詩」 公式サイト→

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