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2007年12月の19件の投稿

2007年12月31日 (月)

Peace and Quiet 2007~2008

Tobira_2008_jan_kigutu2 ■2007年もいよいよ終わり。気持はすでに年越してしまったので、何だか実感が湧きませんが。。どちらにしても、昨年の今頃からは予想もつかなかった一年間が過ぎ去ろうとしています。年末年始のお母さん仕事は山のようにありますが、心はまさにPeace and Quiet・・嵐の後の(いや、前かも?)静けさです。

■世間的には今年を表すキーワードは「偽」だったそうですが、私自身は「命」でした。■5月の母の日、ダンサー・野和田恵里花さんの突然の訃報を受けてスタートしたYellow Kettleの「Mother Songs」シリーズ。ライブを終えて向かった葬儀で歌った賛美歌が、今もふと頭をよぎることがあります。今年の活動はすべて、ママ友でもあった彼女への追悼でした。■そして7月に台風で延期となった「生きものの音」。延期された間に、この企画の本当の意味は何なのかをメンバー・スタッフと共に探り、10月の公開リハ、11月のCD録音へとつながっていきました。■8月は第二回BABY in ME+サポーターズ。命のつながりと、誕生の物語をつづった影絵音楽劇「とことこ」は、前回お伝えした通り、来夏の「とやま世界こども舞台芸術祭」に選出されました。■今年最後のコンサートは病院が舞台でした。車椅子のお客様にぐるりと囲まれての演奏は、皆さんの大合唱が重なって、命と音楽の力をあらためて実感できた貴重な時間でした。■自分が音楽で出来ることは何なのか。何をすべきなのか。これからも音楽の神様に逆らうことなく、ひとつひとつ向き合っていきたいと思います。

■さて、来年はどんな年になるでしょうか。一人でも多くの方に、音楽の力を届けることが出来ますように。2008年も何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

■2008年の活動予定はサイトにて→ 

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2007年12月27日 (木)

コトバ+音+影「とことこ」その後

Photo_2

■今年8月に、「BABY in ME+サポーターズ vol.2」のプログラムとして舞台音楽を担当した影絵音楽劇「とことこ」。 このたび「とやま世界こども舞台芸術祭」に選出されましたと、演出の林未知(Port+Portail)から連絡がきました!■実は公演後に審査を受けていたことは知っていましたが、12月発表の連絡がないのでダメだったのかと(^^;)。何はともあれ、とても評判のよい舞台だったので私も嬉しいです!命のつながりや大切さを、ひとりでも多くの子供たちに伝えたい。Baby1っていうか、実は全然こども向けに作ってないのですが(音楽も)。だからかな、うちの娘は飽きずに三度も観ていましたよ。

■ただ、この芸術祭。滞在費と県内移動費は出るけれど「富山までの交通費は自費」だそうで(現在ポルポルにその資金がないらしく)、あれこれ思案中。確かに出演者全員の交通費となると、けっこうな額になります(驚)。■作品の内容はお墨付き(?)なので、メセナとか助成金とか。いろいろ手立てはあるとは思います。ポルポルには是非がんばってもらいたい(泣)。

■詳細は

Port+Portailのサイトからメールにて。もしくはBEN-TEN Recordsまで。

※DVD等の資料もあります。

■5月にはCD「生きものの音」も発売になるし、娘は小学校だし・・2008年、私の中ではすでに始まっております。即興と舞台音楽。まさに正反対と言ってもよい表現ですが、どちらも好きかも、と思う今日この頃。また詳細は追ってご連絡します!

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2007年12月26日 (水)

新春個展ピックアップ

BEN-TEN Recordsの手仕事応援団では、2008年も素敵な手仕事&アートをご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

■荒木珠奈展■ インスタレーション、銅版画、小立体

日時 2008年1月4日(金)~12日(土) 6日休廊 12時~19時(最終日17時)

場所 巷房(3階と地下) 銀座奥野ビル

http://www.spinn-aker.co.jp/kobo.htm

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■袱紗展 きつかたかこ■ 手染めした絹布に箔と日本刺繍をのせた包み袱紗を中心に

日時 2008年1月12日(土)~20日(日)15日旧廊  12時~20時(土日祝18時・最終日17時)   

場所 Tea&Gallery 花影抄(はなかげしょう)

http://www.hanakagesho.com/

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■現在開催中■

12/11~1/7 10時~20時  「おるがん社 にしおゆきさんのお人形」あります。

松屋銀座7階 シーズンスタジオにて

「二〇〇八日本のお正月 ~子~」  大小様々な福助人形で参加いたします!

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2007年12月25日 (火)

赤い靴

Photo ■サンタさんが娘にくれた贈り物に、オランダの木靴が入っていました。先日、ダリアさんで頂いた塗リョーシカの絵の具が残っていたので、さっそく6歳の娘がひとりで塗ってみることに。。。

Photo_2 塗リョーシカで涙の修業を積んだせいか(^^;)、今回は慣れた手つきです。絵の具が乾き気味で今ひとつ着きが悪いので、水彩絵の具を使ってみることにしました。■赤い木靴といえば、「雪の女王」の中でカイを探しに行くゲルダが、願いを込めて川に流すシーンが印象的。木靴ではないけれど「赤い靴」というお話もありますね。アンデルセンにとって、赤い靴は特別な存在だったのでしょうか。そういえば私も、人生の転機に赤い靴を買ったことがありました(^^;)。

Photo_4 ■ほら、キレイに塗れた!遠くから見ると、ほんのり朱色が入ってフェルトみたいに優しい印象。(左は親指くらいの小さな木靴)。「赤い」というだけで、なんとなく特別な力をもった靴に見えるのだから不思議ですね。

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2007年12月24日 (月)

メリークリスマス!

008 Merry Christmas!

世界中のこどもたちと かつてのこどもたちへ。

今宵 あなたのもとに サンタさんが 訪れますように。

                                                   

                                    

 by ササマユウコ(BEN-TEN Records) & Hana

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2007年12月20日 (木)

ちょっと感動

015_2 ■自分に娘がいるせいか、可愛いだけじゃなく意志も強そうな女の子が気になります。蒼井ゆうさん、香椎由宇さん、土屋アンナさん、中川翔子さんとか。。。って、皆さん20才前後、ママだったり・・・。24歳で「おばさん」と呼ばれたセクハラ(なんて言葉もなかった)時代からは考えられないけど。これくらいの年頃の「女の子」たち、まぶしいです。■特にショコたんは、楳図かずお風のオカルト漫画も描けたり、唄も歌えたり、なんといっても醸し出す「不思議な雰囲気」が気になる。独特な感じが面白いなあ、と。■そして最近知りましたが、彼女は元祖ビジュアル系アーティスト(今ならイケメン?)中川勝彦さんのお嬢さんなんですねっ!彼のライブは学生時代、カルチャークラブのコンサート(at 武道館)の前座(オープニング・アクト)で偶然拝見しました(実はボーイ・ジョージが好きだった^^;)。惜しくも32歳の若さで白血病で亡くなったと、その後の新聞記事で知り驚いた記憶があります。■当時、世界的に人気のある外国アーティストの前座を日本人がやることは、まだまだ珍しかったと思います(1964年に来日したビートルズ東京公演でのドリフターズは有名ですが)。っていうか、カルチャークラブに前座があることすら驚きました。会場からの「あんた誰~?」という空気を一身に背負って、あの大きなステージに立って歌う。。。当時は(今だって!)きっと凄いプレッシャーだったと思います。でも、そういうアーティスト魂が、ちゃんと娘さんに受け継がれていったんですね。なんだか、こういう展開って泣けてしまうのでした。

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お釜のある風景

Photo_2 Photo ■「先日のレコーディング写真を送ります」と等々力さんからどっさりデータファイルが送られてきました。ファイルを開けると・・まず、テラスの写真。次は・・・また同じ風景。ふむ。そしてしばらくそれが続き(^^;)、今度は夕日を背にした、やたらと神々しい真砂さんの写真が数枚・・私の写真は・・二枚ほど(一枚は顔切れてる^^;)。そしてまたお釜の写真に戻り、最後の方ではこの写真が続きます。Photo_2 一見真っ黒ですが、よく見るとお釜を温めていた炭火の赤が見えます。録音後の夕暮れ、そういえば等々力さんはずっと炭火にカメラを構えていました。っていうか、この場所がとってもお気に入りのようで、録音前の朝からここで本を読まれていましたし(学者さんなので)、率先して「火付け役」をされていました(私は密かに「茶坊主」と呼ばせて頂いておりました)。■そんな、ちょっと不思議な等々力さんが今回歌った「みなしごの唄」。どうしようもなく泣けてくるから、音楽の力って不思議だなと思います。バランスを取ろうと、こちらは感情を抑えてピアノを弾いたので、演奏後はひどい頭痛がしたほどです。■今回の作品は真砂さんの、なんとも伸びやかで気持のよい「サンライズ・ソング」が陽で、この「みなしごの唄」が陰。そして森の音に触発された三人の「生きものの音」。この三曲が要となって、生きることの喜怒哀楽、それをとりまく宇宙が、ソロ、デュオ、トリオで表現されていきます。ピアノは「どこをとってもササマさん」と言われましたが、確かに今回の自分の演奏、珍しく気に入ってます(^^;)。演奏家の個性は見事に違うのだけど、それが混ざり合ったところに新しい世界が生まれる。鳥の声やどんぐりの落ちる音もたくさん入っていて、聴けばきくほど「生きものの音」なのでした。

■昨日は午後ダリアさんにて、ラオスのジャケット試作品を見せてもらいました。何とも手触りのよい手漉き紙に木版画で鳥が刷られた素朴な、でも迫力のあるジャケット。まるでマジックのように紙にハサミを入れずに、この紙でCDが包まれていくのです。ダリアさんは布のスペシャリスト。こういう発想もあるんだなあ。。と。何といっても音と合っていて、ますます出来上がりが楽しみになりました。サウンド&アートのコラボレーション、CD作品では大切ですね。製作過程でも相乗効果があると思います。

※DALIAさんのブログにジャケット制作の詳細が掲載されています。どうぞご覧ください!

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2007年12月19日 (水)

お歳暮

Photo ■二週間ぶりの朝ヨガで「卍のポーズ」。横になり体をひねった状態で、右手で左足先、左手で右足先を持って(持たない場合もあるらしい)、文字通り体を卍のかたちに。これ、かなり効きます。いつもはわりと楽に出来るんですけど(自慢)、寒かった今朝は、さすがに足がつりそうに・・・「このまま足がつったら、これがホントの卍固め・・」なんて。洒落にならない光景が目に浮かび、今朝は抑え気味に。何事も自信過剰は禁物ね。ヨガはポーズを完成することではなく、自分の体と向き合うことが目的なのです。と先生もおっしゃってました(^^;)。

■先日、長野での展示会を終えた辛島綾さんからお歳暮が届く。折方の鶴の箸置き三羽と、善光寺の七味唐辛子。彼女からは、いつも丁寧なお手紙を頂く。気づけばすっかりメールに頼りきりで、手紙を書くことが少なくなった日々。反省しなくっちゃ(^^;)。

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2007年12月18日 (火)

2007回想録

Photo夏目坂を上っていたら、目の前を白いものが。。。見上げると頭上の電線に白い文鳥がとまっていたんですけど。って、出来すぎじゃないですか?漱石さん!

■今年は「ソロ」をやらない一年だった。もちろんプログラムの中で独演することはあったけど、ササマユウコの音楽から意識的に距離を置いた年だった。舞台音楽、クラシック、知人の作品(グループ)、民族音楽、即興・・・と、いろいろなスタイルで演奏する機会を頂けた。自分のスタイルにこだわっていた昨年までは考えられない展開。■そして今、今年最後に録音した演奏を聴きながら思う。「もう、なんでもいいじゃん」と(笑)。自分のオリジナルじゃなくても、やっぱりそこには確かに自分のピアノ(音楽)がある。それが確認できて、ちょっとほっとしている。私が私であることは、その瞬間に選ぶ音(和声)、音色、そしてなんといっても弾いていない時の「間」なのだ。そのことにやっと、少し自信を持てた気がする。もちろんソロもオリジナルも、聴いてくださる方がいる限り、これからも作っていこうと思う。でもなんか妙に気持が楽に(^^;)。■世界中にはまだまだ知らない音楽が沢山あって、私にしか出来ないアプローチもきっとあるはずだと。そう思うとね~楽(笑)。レーベルを立ち上げてから6年。自分でも気づかないところで、けっこう肩に力が入ってたんだな~と思う。レーベル発足と同時に生まれた赤ん坊はどんどん大きくなってくし、ライブは思うように出来ないし、インディーズだってだけで、びっくりするくらいテキトーな扱いを受けたりもしたし、とにかく「母親&ピアニスト」の日々は悪戦苦闘だった。自分らしく、という気持が逆に足かせにもなっていたと思う。■今年は邦楽や民族楽器の素晴らしい演奏家との出会いが多い年だった。「第一線」と言われている皆さんに共通した印象は「結局、楽器は何でもよかったかも?」ということ。誤解なきように言えば、きっと何の楽器を演奏しても素晴らしい演奏家だろうと。若い頃は、楽器の珍しさも注目される要素のうちだけど、それを自分の演奏評価だと勘違いせずに精進して、切磋琢磨された方々には共通の「抜け感」がある。楽器が体の一部となって、その楽器が珍しいものであることさえも意識させないくらい自然に。演奏する姿は「音楽」そのものなのだ。■楽典からも、コードからも、時にはリズムやテンポからも自由に。来年は、もっともっと音楽になろう。そこにピアノがある限り、心は自由でありたい。この地球をひとつに感じたい!と思うのでした。

※写真は森のテラス録音にて。譜面台にはラオスの子供たちの写真を置いて。

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2007年12月17日 (月)

自転車に乗って

Photo ■近所は坂道ばかりだし、車が心配だし、親も腰がキツそうだし、娘の自転車訓練どうしようかなあ・・と。今年の最大の課題だったのですが、神宮外苑で毎週日曜日に自転車教室が開催されているとの情報を入手。まだイチョウ祭りの続く(って年末なのに・・)外苑まで、二度の練習に行って来ました。■サイクリング協会のベテラン指導員の方々。初回に続き、娘の担当はどう見ても80代の男性なのですけれど。それはそれは的確に、優しく、そして時には厳しく指導して頂きました。ピアノの練習しかり、親子同士だと、どうもお互いに感情的になりがちなんですけど(うちの場合^^;)、娘もこのおじいちゃん(と言うのも失礼な身のこなし)の言葉を真剣に受け止めて、親も柵の外から言葉で励まして・・と。うちの親子には有難い距離感&システムでした。■初日はサークルの中で、ひたすらペダルを取った自転車を足でこぐのみ。最初は思うように出来ずに娘も一周ごとに泣き言、いや涙を流していましたけど、だんだんとコツがつかめると面白くなって、寒さでリタイアする子も目立つ中、終了時間まで半日練習していました。■そして二度目の昨日。念願のペダルをつけて頂いて、サークル外の直線距離に挑戦!数メートルですが「あ、乗れた!」という記念すべき瞬間です。でもその後、カーブが上手く回れずに、柵に入ってまたひたすらグルグル練習。。。二時間近くで爆発して「もうやめる~!」となってしまいました(^^;)。そのあまりの泣きっぷりに、練習中のほかの子まで心配してやってきたりしても、娘の涙は止まらない。でも、おじいちゃん先生に「泣け泣け!もっと泣いちゃえ!思い通りにならないから泣いてるんだろう?」と煽られているうちに、柵の外で段々冷静になってきて、最後には「次は絶対に泣かない」と指きり約束をして、また年明けに参加することになりました。帰り道に「乗れたね~!」と娘に言うと、「いや、まだ本当には乗れてないよ」と。意外にも冷静な答えが(^^;)。早く一緒に外苑サイクリングしたいね!と。親子で誓いを立てた年末。

■すぐにペダルが付いても飽きてしまう子、乗れないのにペダルを付けたがる子、一周ごとに親の顔を見ては文句を言ったり泣いたりする子、慎重な子、果敢な子・・・自転車練習って、生き方練習かも。子供たちの様子を見ていると、色々考えさせられることがありました。■そういう私は、母親と練習中に坂道で壁に激突(ブレーキのかけ方わからず ^^;)。恐怖心から一年のブランク後、ある日突然乗れるようになっていました(お察しの通り、かなり変則的な人生です・・)。

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2007年12月13日 (木)

インプロヴィゼーション~即興演奏の彼方へ~

インプロヴィゼーション―即興演奏の彼方へ Book インプロヴィゼーション―即興演奏の彼方へ

著者:デレク ベイリー
販売元:工作舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

■大掃除をしていた時に、開かずの扉になっていた本(資料)棚で見つけました。26年前に出版された本。買ったのはたぶん学生時代・・・これ、全然記憶にないんだけど読んだんだろうか(^^;)。っていうことで、読み返しています。■先月は全編即興演奏で紡いだ「生きものの音」の録音がありましたが、一作目の「青い花」もピアノはけっこう即興で弾いています。ええ、私楽譜がキライです(きっぱり)。だからあえて(天邪鬼なので)全て楽譜に書いてみることもありますし、共演者には自分の思いを理解して頂くために、わりと細かく楽譜を書くこともあります。が、やっぱりキライ。耳で覚えたり、即興で演奏した時の方が、間違いなく魂が「いきいき」するのです。クラシックの道を外れていった理由のひとつもこれ。■楽譜通りの演奏というのは、演劇で言えば「ストレートプレイ」みたいなもので、それはそれで大切な表現方法のひとつ。勝手な言い分ですが、自分の楽譜に忠実に演奏して頂ける演奏家は、本当に有難い存在だし尊敬しています。■なのに、私自身はどうしても楽譜をはみ出したくなってくる。自分が書いたものなら尚更、楽譜にした途端つまらなく感じて、毎回違うことをやってみたりして共演者に怒られたりする。だから本当の私は、「作曲家」の肩書きを使うこともありますが、「即興ピアニスト」だと思ってます。他人様に何と言われようと、思われようと。そこに現れた音楽が生きていること、それが一番大事だと最近は特に思っています。だから楽譜がない国の民族音楽は面白いです。演奏家の皆さんも即興性があって、とっても刺激になります。■で、この本。けっこう面白いです。ご興味のある方はどうぞ。

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2007年12月11日 (火)

ミキシングに向けて

Moritera_recording_mori ■久しぶりに11月の音源を聴き直していると、ダリアさんから「ラオスより無事帰国」の連絡が入りました。予定より数日早くの帰国。この数週間「とても一言では語りつくせない密度の濃い時間」を過ごしてこられたようです。とにかく無事で何より(^^)。ラオスで作った手漉き紙のジャケットサンプルも出来上がっているというので、近日中にお邪魔して見せてもらうことに。年明けからミキシング→マスタリング→プレスに向けて、忙しくなりそうです。

■モチーフになる民謡などはあるものの、全編即興で奏でられた「生きものの音」。このテのものは何度か聴くと、演奏者本人としては飽きてしまうものだけど、今回は不思議と何度も新しい発見があります。すでに自分の演奏があまり記憶に残っていないこともあるけれど、それだけ録音現場がよい感じで集中したものだったせいもあります。変な言い方だけど「やっと、ずっとやりたいと思っていたことが少しづつ出来るようになったかな」と。自分の演奏に関しては、そう思いました。録音された音からは「よい現場の空気」が伝わってきて、とても気持がよいです。例えば哀しい唄でも、です。この何とも言えない感じ。早く、一人でも多くの方に分けてあげたいな。「生きものの音」は、そこに演奏者が「生きた証」なのだと思っています。

■CD「生きものの音」に関するお問い合わせは日本橋DALIAまで

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2007年12月 9日 (日)

今日のひとこと⑲

Tobira_2008_12_2 ■クリスマスの絵本を探しに本屋へ行く。

■母「クリスマスの本、何か欲しいのあったら買ってあげる」

娘「じゃあ、これがいい!」

母「それは「日本の文様」だから、クリスマスっぽくないかもね・・・(^^;)」

                                                                                

娘「じゃあ、こっち!」

母「なんで

                      「長襦袢」・・・(^^;)」

                                      

                                                                                                                      

                

■彼女が選んだ今日の二冊。 クリスマスのプレゼントにいかがでしょう?

素材Book 日本の文様長襦袢―和ごころを楽しむ日本のお洒落

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2007年12月 7日 (金)

ふるさと(故郷)

Xmas ■最新作の「Peace and Quiet」に収録したこともあって、この一年Yellow Kettleのオカリナ・瀬戸祐介君と展開した「Mother Songs」では、岡野貞一作曲「ふるさと(故郷)」を必ず弾かせて頂きました。特に高齢者施設や病院では本当に喜んで頂けて嬉しかったです。先日の病院コンサートでは思いがけず、ピアノを囲む車椅子の皆さんから大合唱となって、それに合わせて急遽アレンジを変える一幕も。誰にとっても大切な曲というのは、アレンジにも細心の心配りが必要なのだと肝に命ずる。CDでは、けっこう自由に演奏しているので、はたしてそれがよかったのか・・・とアレンジについて改めて考える機会にもなりました。

■この曲には不思議な力があって、昨秋から始めている外国配信でも人気があります。アメリカ版ウィキペディアの「Furusato」の項目には、恐れ多くも私のCDも紹介されていました(今は書き換えられて、モーニング娘の同名曲の解説になってますが^^;)。父が信州人なので、子供の頃は必ず夏休みに信州を訪れたせいもあって、私も演奏をするたびに山や川や田んぼの風景を思い出します。■しかし、この曲が信州を歌ったものであることは最近まで知りませんでした。思い返せば、学校の音楽の時間に習った記憶もありません。「うさぎ、お~いし か~のやま~・・・・」の歌詞だって、その先はあやしいものでした。

■ところが最近の新聞記事で、高校の(?)音楽の授業で「故郷」が復活したとありました。今年「Mother Songs」をはじめた理由のひとつもこれ。小さな音楽だけど、時代や国境を超えて人の心にとどく力をもった音楽がある。私自身もそういう音楽を作りたいし、それと並行して先人の作品も演奏して、少しでも伝えていかなければと思いました。モーニング娘よりも先に、数々の名曲を残した岡野貞一さんを知ってもらわないと!■自分の想いを表現するオリジナルや即興とはまた違う音楽へのアプローチ。そこから発見の多い一年でした。

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2007年12月 5日 (水)

CD「青い花」在庫状況

Ppm001 ■一部大手ネットショップでは在庫切れ、またAmazonにつきましては7千円近い値段で中古が出品されていたりして、今やレアものになりつつあります。が、まだ若干の在庫がございます(再再版は未定)。購入ご希望の方はBEN-TEN Recordsまでメールにてお問い合わせください。ご希望に応じた購入先をご案内、もしくは直接ご購入いただくことも可能です。何卒よろしくお願いいたします.

200CD 邦楽―伝統とニューウェーブ ■無修正ライブ録音Peace and Quietシリーズ第一弾「青い花」。2000年度邦楽ジャーナル誌上・人気1位アルバム。坂田梁山(尺八)とササマユウコ(音楽・ピアノ)のコラボレーションが、邦楽ブームの先駆け的作品として注目される。「200CD 邦楽~伝統とニューウェーブ」選出。現在でもNHKドキュメンタリー、FM等、幅広く使用されている。

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クリスマスの季節

Xmas_tokyodome ■町を歩けば素敵なイルミネーション。お店には洒落た外国のオーナメントやお菓子・・日本のクリスマス風景は、本当にいつの間にか豊かになりました。うちの娘もオーナメント型のチョコが入ったアドベント・カレンダーを、12月に入ってから毎朝楽しみに開けています。おかげで早起き(^^)。■私自身、子供が生まれるまで、実はクリスマスにはそれほど思い入れがありませんでした。コンサートをやったり、劇場で働いていたり・・・どちらかと言えば、クリスマスを楽しむ人たちの顔を見ているのが「楽しい」という。。。いつも裏方の気持で迎える日でした。■今でもきっと、大人だけの生活だったら同じような感じだったと思うのだけど、サンタの存在を信じる人が家にひとりいるだけで、こうも様子が変わるものかと思います。そしてなんだか自分も、プレゼントを喜ぶ娘の顔を思い浮かべてはワクワクしている。クリスマスを指折り数えて待っていたりするのです。■「親になって変わった」と自分自身も思いがちですが、実はもともとあった要素が引き出されただけなのでしょう。人間は平面ではなく多面体。自分でも気づかなかった自分が、子供の力によって引き出される瞬間が、クリスマスに限らず多々あります(良い面も悪い面もね ^^;)。そして今は、子供が親の手を離れても、年老いて一人になっても、クリスマスを楽しく迎えられる大人でいたいと思うのでした。

■人生最初のクリスマスの記憶と言えば、やはり函館に住んでいた4歳の頃。ホワイト・クリスマスです。通っていた幼稚園がカトリックの教会で、園長先生もフランス人だったので、けっこう本格的な準備が行われていました。私は確か天使の役をやる予定だったのだけど、当日はなんと病欠(泣)。赤レンガの壁の(ペチカです)自宅で、赤いブーツに入ったお菓子をもらった記憶があります。あとはバタークリームのクリスマスケーキ。そして「これぞ昭和のクリスマス・アイテム!」は、紙のとんがり帽子とロイド眼鏡&つけっ鼻・・・あれは何であったのかな・・父が会社の忘年会で使ったんでしょうか(^^;)。サンタさんは信じていたのかなあ・・・シスターに教えられたイエス(イエズス)様の存在が大きかったのか、なぜか記憶にありません。

■もうすぐ近くの穴八幡では一陽来復を配る「冬至祭」があります。クリスマスも、もともと冬至を祝ったという説もあります。この日を境に昼間が徐々に長くなり、透明な太陽の光には春の気配がする。どんなに辛いことがあっても、その気配に「希望」という文字が見えてくる。どこか世界中の人と(って北半球だけど^^;)同じ想いでつながれるような、この季節。大事に過ごしたいなと思います。■そういえば、うちのお札は穴八幡のお隣、放生寺の「一陽来福」なのでした。空いてたから・・っていうのもあるんだけど(^^;)、福の字がいいじゃない?なんといってもPeace and Quietですから。

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2007年12月 4日 (火)

大掃除!

002 ■ちょっと早いけど、仕事場の大掃除をやる。いやあ、すっきりした~。この一年、お正月から何だかんだと書いた楽譜が50曲くらい。それに加えて、資料だとか書類だとか、コミックだとか・・・他人様が見たら「ゴミの山」かもしれませんが、ちゃんと整理されてはいたんですよ、ええ。■書きかけの楽譜とか、途中のアイデアとか、そういうのって片付けちゃうと「気」の流れまで変わってしまう感じがして、とりあえずは一段落するまでそのまま出しておく方です。さすがに家族が出来て、昔のような「のだめ部屋」にはしませんが(^^;)、それでもかなりのことになってはいました、はい。■だからこそ、年末の今!八幡様へ一陽来復を貰いにいく冬至の前に、今年の邪気を払ってしまえ!と。お天気もよかったので窓を開け払って、一挙に片付けましたよ~!気持いいです~。私は基本的に過去のデモテープとか聴き返さないし、アイデアを溜めておくタイプではないので、今年採用しなかったものはぜ~んぶ処分しました!ああ、なんか心が軽くなります。音楽の神様も、心なしかいつもより優しそう。

■ところでサイトにも時々登場する彼らは、ワヤン人形(の首)のカップルです。この15cmほどの頭の下に本当は豪華な民族衣装を着た50センチくらいの体がついています(さすがに飾れない・・)。本体を含め、50年以上は前のもの。写真だと石を入れたビン(赤ちゃん用ポカリ)に首があるだけで、ちょっとユーモラスな印象ですが(^^;)。民族学的にも価値があるものではないでしょうか。威厳というか、とってもオーラがあるんですよ。男性はまっすぐ前を、女性は伏し目がちに、それぞれ意志の強そうな眼差しです。後頭部の細工や全体の彩色もとにかく美しい。■インドネシアに縁のあった義母から譲り受けました。普段は(写真下)のように、鍵盤前で私を叱咤激励してくれています。001彼らの顔を見ながら弾いていると、ちょっとたるんだ心も不思議と凛とする。私の大切な音楽の神様です。

■さて、次のターゲットは娘の「仕事場」。これがまたガラクタ(宝?)の山なんだけど(^^;)。小学絞生活が少しでも楽しく迎えられるように、ちょいっとひねりの効いた勉強の場を作ってあげたいと思います。

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2007年12月 3日 (月)

Stardigio 放送のご案内

Labellogo ■今月は娘の小学校準備もふくめ、気になっていた「おうち仕事」をやる予定!娘にとっても節目の季節だし、今年はクリスマス準備も手を抜かないぞ、と。

■今週は衛星デジタル放送Stardigioの490チャンネル「Healing(ニューエイジ、ヒーリング)」で、ササマユウコ放送中のようです。スカパー見れる方はOKなのかな??実はよく放送されているので(聴いたことないけど)、お暇な方はチェックしてみてくださいね。

■CDは自分にとっては「過去の演奏」。先月の「生きものの音」録音を聴くと、毎日の小さな経験が積み重なって、やっぱり演奏にも影響しているんだなあ、と。この数年で大きく変わった自分を、今あらためて実感しています。日々の、小さなことの積み重ね。人生は(音楽は)結局それが全てのような気がします。数年前には見えなかったことが、今は確実に見えている。あの人の言葉の意味が、今はよくわかる。。。だからこそ、毎日を大切に過ごさないと!積み重ねたもの=未来の自分なのだもの。

■番組のプログラムはこんな感じです。番組表→

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2007年12月 1日 (土)

師走!

Christmas_001111 ■久しぶりに晴れた今日は娘の発表会(晴れ女!)。保育園生活もあと四ヶ月でおしまい(泣)。娘は花の妖精で、衣装だけは主役級だった(^^;)。■ひとりの台詞は緊張していたものの、意外にも舞台にいることが凄く嬉しそう。つい最近まで、大人には挨拶も出来ないくらい恥ずかしがり屋だったのに、それなりにちゃんと成長してる~。あの子もこの子も、気づけばみんな立派なお兄ちゃん、お姉ちゃんになっていて、なんだかウルウルしてしまった。いやあ、こどもの成長は早い。普段は近くて見えないものが、こうやって舞台に上がってもらって距離を置いてみるとよくわかる。どの子にも、きらりと光る個性があって本当に愛おしい。■母子の蜜月だった幼児期は終わり、娘はいよいよ自分の人生を歩み始める。もうすぐ私の選んだ服も着てくれなくなるのだろう。最近は夕飯のお手伝いもテキパキしてくれるし、水が飲みたければ冷蔵庫をひとりで開けて飲んでいる。完全保護下にあった幼児が、「一緒に暮らす人」へと成長しているのだ。嬉しいような、寂しいような。どちらにしても、親も変わらなくちゃいけない時なのだろう。

■12月初日。夢を見る。「やっぱりインドいくべきだよ。インドは一番だべ」と、頭を丸めた新沼賢治に言われる。なんか・・・妙にリアルだった。

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