憂い
■ネット音楽業界(と一口で言っていいのかわからないけど)、そういうところで働く方々の常識には驚かされることが多い。インディーズレーベルを立ち上げてから早6年。もう慣れたつもりだったけど、やっぱり今でも驚くし、こういうことに慣れちゃいけないんだと気を取り直す。■ここ数年、本当に沢山のコンテンツ会社や配信会社からご連絡を頂いたり、実際にお会いしたりした。会社はどこもスタイリッシュで、社名は無駄に長い英語で、いかにも最先端業界という雰囲気。ただ、実際にお会いするのは1、2度程度で、あとの連絡はメールのみ。ヘタすると全てメールで顔も知らないままやり取りをして、しばらく連絡が無いと思ったら、いつの間にか会社そのものが無くなっていた・・・なんてケースも珍しくない。そして例外なく、こういう会社は若い方たちが運営している。もちろん先方は、「星の数ほどあるインディーズ」に一攫千金を夢見て、片っ端から当たっているだけなのだろう。その姿勢はゲームをしている姿と同じ・・・と想像してみたりもする。■担当者が変わったり、退社したりの挨拶が無いのは当たり前。それよりも恐ろしいのは、実際に会って打ち合わせをして「これからよろしくお願いいたします」とお互いに握手したのに、その後はまったく音信不通。仕方なくメールを送っても連絡なし・・という場合があること。こちらはひたすら???この業界には人間関係の基本みたいなものが恐ろしく欠如しているなあ・・と、正直「これで通用するわけ?」と薄ら寒い思いがする。■ネット音楽社会はアメーバのように分裂したりくっついたりが激しい。皆、機会があれば独立のチャンスを狙っているのだろう。ただ、こんなに希薄な人間関係で成り立っていく仕事は、きっと長くは続かないだろうなと思ってしまう。そして若い彼らは、自分たちの会社がなぜ上手くいかないのか、その理由もわからないまま、今日も新しい取引先をネットで見つけては、表層的なやりとりを続けていくのだろう。仕事って(人生って)、信頼関係をどうやって築くかが、いちばん大切な(難しい)ことなのにな。それを学べる若い時代を、表面だけで過ごした先にはいったい何が待っているのだろう?余計なお世話だけど心配します。(あ、もちろん信頼できる方も稀にいらっしゃいますけど)。
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※2008年1月現在 BEN-TEN Recordsの配信は、NYオーチャード社からの世界配信のみとさせて頂いております。i-TUNEでご購入希望のお客様は、輸入盤扱いとなりますので英字で検索してみてください。お手数ですがよろしくお願いいたします。国内からの配信販売の予定は現在のところございません。何卒ご了承ください。(ちなみにオーチャード社の配信アーティストには、ヨーコ・オノやトム・ウエィツ等、大大先輩がいらっしゃいます・・・)
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