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2008年2月25日 (月)

神様の言う通り

Tobira2007_2 ■いちど工場に入ったはずのマスター音源を、色々な偶然が重なって、当たり前のようにこうしてまたスタジオで直している時間が不思議だなあと思いつつ。でも結局もっと良いものに仕上がったと思うのです。これはもう、音楽の神様の仕業だとしか思えない。■正解のないことに正解を出すのは本当に難しいのだけど、関わった人たち皆が納得する「ここ!」という絶対的なポイントがあるはずで、そこを探り当てるのがこの2ヶ月におよぶ作業だったのだと思う。人間だから、感情に左右されたり、多数決になったり、問題が上がるたびに色々な思惑が交錯するわけだけれど、そういう感情のぶつかり合いのピークを超えると、不思議と「無私」の状態になってくる。最後は自分が演奏していることも忘れて、このCDがいちばんよい状態を探りあてることに集中する。「生きものの音」にホンモノの命が吹き込まれて、こうして工場から戻ってきたのも、こいつの意志だったんじゃないかい?と思えてくる。もうすぐ生まれるのだ。自ら命を宿したCDが。

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