教育の現場から
■昨日は、二年前から参加しているモノガイドの代表・白本千賀子さんからお誘いを受けて、卒業以来はじめての同窓会(というかOB文化祭)に参加。
ここ数年、母校(上智大学)が特に力を入れている環境学の教授陣と
彼女がシンポジウムに出演し、
恐縮ながら「生きものの音」までご紹介頂いた。
■講演の内容は、日本の食やモノの豊かさが、
アジア諸国の豊かな自然を犠牲にして成り立っているという実情、
同窓生で作るモノガイドの「良いものを長く使うことがエコである」というコンセプトの説明、実際にエコライフを実践するには?
などなど・・・。興味深いお話の数々だった。
■ここ数年、個人的に感じているのは、
普段の生活の中でエコに意識が向くかどうかは結局、
自分のいのちが自然(地球)とつながっているという現実に気づくかどうかが鍵だということ。
それはまず’イメージ(想像)すること’に尽きる。
ジョン・レノンじゃないけれど、そこが欠けていると何も始まらないのだ。
■例えば60㌫は水である自分の体を、
70㌫を海で覆われた地球に置き換えてみる。
体温=気温、血=川、骨肉=大地、排泄物=ゴミ・・・。
体温が一度上がるとどうなる?
何年も続く微熱を無視していたら?
血が汚れていたら?答えは簡単かつオソロシイ。
自分は小さな地球なのだと思えば、環境のために何をすべきなのかが見えてくるもの。
■周囲がビルに囲まれた都会も、ほんの百年前は緑豊かな山(大地)だった。
それは道路工事の時にはがされるコンクリートのすぐ下にある土や、
あっという間に草花が生い茂る空き地や、
真っ平らではない起伏に富んだ地形や、
街路樹の下で巣を作るアリたちや、
ビルの雨どいの中で子育てをするヒヨドリを見れば、
どんなに表面を人工物で覆っても、本質的には変わらない自然が今も身近にあることがわかる。
ただ「見えない」だけ。
だからこそ、想像して、感じてみる。
都会にいる人ほど、意識して。
自分が自然の一部であるということを。目の前のビル群が森だったら・・・と。
■今回の音楽が、その気づきの小さなきっかけとなれば。
それはそれでとても嬉しいのです。
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