ちいさな哲学⑥
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■10月24日にBABYinME+サポーターズの三回目のコンサートをやらせて頂く、新宿コズミックセンター・プラネタリウムへ。一般投影後にピアノを出して頂いて(年代もののデジピでしたが 泣)、音の反響などをチェック。譜面台ライトを持ってこなかったので、満天の星空の下で演奏してみる。もし私が古代人で、毎晩この星空を眺めていたならば、どんな音楽をイメージしただろう?石川高さんの演奏するスペイシーな笙の音。まさに古代の人がイメージした宇宙の音世界を、星空の下で早く聴いてみたいと思う。
■村松純子さん、秋田恵美さんと打ち合わせのあと、バタバタと帰宅。急いで娘に浴衣を着せて神楽坂の阿波踊りへ。昨年までは踊り手だったのに、今年は学区域が変わって見学者の娘。かつての仲間たちが踊りながら坂を上がってくるたびに、ちょっと悔しそうに手を振っている。そうそう。人生、踊らにゃ損なのよ。いろは連のリズム隊、いつも安定していて上手い。鉦(カネ)、太鼓(酒樽)、横笛、三味線。呼吸の妙。鼓をバチで叩いている連も、リズムが締まって面白かった。写真はベストドレッサーの江戸粋連。
■来月9日から六本木の森美術館で個展がある荒木珠奈さんから、メキシコから帰国しましたと連絡あり。東京の暑さに参っている様子。確かにこの時期に西から日本に戻ると、湿度に驚く。水の中で生活しているのだ、日本人は。珠ちゃんの新作、楽しみである。
■小平彩見展の最終日。DALIAさんとインドカレーを食べる。思い返せば、二人でいつもインドカレーを食べている。サイミさんはすっかりママの顔。ジュニアを慣れた手つきであやしていた。その姿を見ながら、彼女と初めて会った7年前を懐かしく思い出す。娘を出産して病院から戻った翌日に、CD「空ノ耳」を聴いてくれた彼女から初めて(いきなり)メールを頂いたのだった。彼女の後押しがなかったら、「月の栞」は生まれなかったかも。。。人の出会いって、つくづく不思議で奥が深い。
■個展会場の花影抄のご好意で「生きものの音」を流して頂いたら、スピーカーの下に座っていた女性が突然「わたし、ホーメイできるんです」と披露してくれた。絵本作家の亀岡亜希子さん。女性の生ホーメイも初めてだし、ご本人がなんだか面白い方なのだ。またあらたな出会いの予感。。。帰りはダリアさんと三人で、ある企てに盛り上がっていた。
■夜、京都のサクラさんから久しぶりにメール。元気そうで何より。京都の夏もさぞや暑かろう。秋と冬しか行ったことないのだけど。彼女に京都を案内してもらったのは、もう10年以上も前のこと(驚)。
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■郊外の実家の近くには原生林を残した自然公園があります。この連休は娘と早朝から(開園7時半!)お弁当を持って、車道ではなく夏野菜が実る畑のあぜ道を抜けて行きました(初日はジジババも一緒に)。朝早く、誰もいない森の中を歩く。都会では決して味わえない贅沢です。鳥の鳴き声を真似したり、カエルを捕まえたり、丸太を渡る練習をしたり、蚊に刺されたり、ミミズをよけたり、キノコを見つけたりしながら。。■今のような’公園’だったか記憶が定かではありませんが、子供の頃からこの森はあって、気が向いた時は日曜日の朝早くひとりで何度か訪れました。自販機でジュースを買って、川沿いのサイクリング道路を思い切り自転車を飛ばして、最後にここでジュースを飲むのが楽しみ。。。と、どう考えても孤独な思春期だったのだけど、自然が近くにあったことは悩み多き少女にとって、少なからず救いになっていたのでしょう。都会で生まれて、あちこち引っ越して、郊外の造成地が原風景とも言える自分には故郷がないとずっと思っていたけれど、案外この森がその代わりになってくれるかもと最近思い始めました。
■今月は思いがけず、「共生」をテーマに研究されている同世代の学者さん方から何度かお話しを伺う機会がありました。研究対象は大腸菌だったり、アフリカ音楽だったりするのですが、異質なものが出会って混ざり合っていくプロセスには共通性があります。それは顕微鏡の中も、国境を越えた人と人も、自然と人間の関わりも同じ。共に生きることは、自分を知り、そして相手を受け入れ、時には変わる(あるいは、変わらない)勇気を持つこと。もしかしたらこれこそを「愛」と言うのかな、と。お話を聞きながら、そんなことを思ったりしました。
■ミミズには悲鳴を上げていたくせに、赤ちゃんカエルを臆せず手のひらに乗せている都会っ子の娘。「愛おしい」と理屈抜きで思えるものがこの地球上には沢山あることを、この場所からも娘に伝えることが出来るだろうと思いました。1年生の夏休みは人生で一度きり。だから時間が許す限り、娘と一緒にこの森を訪れたいと思っています。■そして子供たちが森を一人で歩く幸福と自由と安全が、この星の未来に必ず残っていますようにと。祈らずにはいられません。
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■ものごころついた時から、「おかあさんといっしょ」よりも「手仕事日本」や「日本の匠」などの手仕事番組が好き。今でも本サイトでは「手仕事応援団」を開設している手仕事大ファンです。たぶん自分が不器用だからかな。美しい手仕事、拙さの中にも愛嬌や愛情のある手仕事・・・国を問わず、人の手の温もりが感じられる’品’が好きです。そう。アーティストの主張を表現した’作品’ではなく、あくまでも日々の暮らしの中で使うために作られた’品(しな)’が。
■今日から梅雨明けして、東京の街も本格的な花火の季節到来。家から見える神宮や隅田川の花火も好きですが、何と言っても線香花火。夏には、浴室の窓を開け払って家族で花火大会をしてみたり(線香花火のね)。そのオレンジ色の火玉を見ているだけで、心が癒されるというか、人生すら感じます。起承転結があるところも音楽的。耳に心地よいパチパチという音、強すぎない火薬の匂い、そして最大の魅力は一本たりとも同じものが無いことですね。
■そこで今一番気になっているのが、写真の「’線光花火’ひかりなでしこ」。群馬の女性花火師・斉藤公子さんが30年の試行錯誤の末に、平成10年から発売している純国産の最高級線香花火です。紙は手漉き和紙で、ご本人が染めた草木染も淡く美しい。7本で1000円から、上は桐箱入りの35本セットまで。「心がイライラした人が多い今の世の中に・・」と、齋藤さんご自身がテレビで語っているのを偶然見かけました。現在予約殺到で、数年待ちの方もいるそうです・・・。
■こういう仕事、本当に素敵だと思います。「材料にこだわりすぎて儲けが出ないのが悩み」だそうですが、美しい品の佇まいに信念と良心がある。無駄に手を広げず、自分の出来る範囲で丁寧に、作る人も使う人も幸せになる仕事の仕方。私も見習いたいと思うのでした。
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■あ、暑いです(こればっか)。娘の給食が終わってしまったので、今日はお弁当作り。本当におむすびが糸を引きそうな暑さなので、遅めに作って児童館に直接届けました。■6歳の娘は、先日生まれて初めて行ったディズニーランド(正確にはシー)でも、最初の感想が「おにぎりがなかった・・・」と言うくらいのお米党(しかも限りなく肉嫌い・・)。西洋の香りに包まれた横浜・元町を歩いていた時も「どうしてここには、おにぎり屋さんが無いの!」と怒り出すくらいの筋金入りなのです(だから、おむすび屋のある六本木ミッドタウンは好きらしい)。まあ、離乳食から意図的に和食党に仕向けたのですが、本当にそうなるんだから味覚ってオソロシイ。親の企みがモロに反映されます。■だから、お弁当作りは楽ちん!雑穀米を炊いて(うちは16穀)、枝豆&ジャコやゴマ&シャケ・・・なんかをいっぱい入れて、大きめのおむすびを作ります。おかずは卵焼きと野菜を少々。これで完了です。■防腐対策として、竹の網代のお弁当箱に松のヒョウギ(薄木)をしいて詰めました。いつものプラスチックのおにぎり用お弁当箱も可愛いんだけど、こちらの方が断然おいしそうに見えます。自分がこれ持ってどこかへ出かけたいくらい(暑いけど)。昔の生活の知恵って凄いです。特に生活スタイルが質素&古め?の我が家では、本当に役に立つのでした。■それにしても今日で何個目、いや何百個目のおにぎりだろうか。確か一歳半頃から娘におにぎりを作り始めて、今では私の’猫手’もすっかり厚手で丈夫になりました。はい。心なしかピアノの音も厚くなった気がします。
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■ライブに足を運んで下さったBABY inMEの村松純子さんから写真が送られてきました(なんだかもう遠い昔のような・・・)。先日の写真とは違う角度からステージを見ると、またこれも後ろの緑がきれいです!農作業もされている真砂秀朗さんや、学者さんでもある等々力政彦さんのお話も興味深いですし、ライブ後のお客様との歓談も楽しいひと時でした。■森のテラスで録音された「生きものの音」は、自然との共生や異文化コミュニケーション発信の場として、これからひとつのプロジェクトに成長していくのではないか・・・と思っています。特にアコースティックで、地元の方に広く愛されている自然豊かな場所が似合います。お客様の年齢層も性別も選ばない、和やかで開かれた雰囲気のライブ。プログラムも、例えば日本唱歌の「海」とトゥバ民謡の「山」の歌の掛け合いなど、既成概念にとらわれない、でもどこか懐かしい音楽を3人でお届けしたいと思います。このコンサートにご興味ありましたら、お気軽にDALIAまでお問い合せください。もちろんこちらでも結構です。
photo by Junko Muramatsu(BABY in ME)
画像の無断転載禁止します。
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■毎年この時期は家族で上野・不忍池を訪れます。「好きな東京の夏風景は?」と聞かれれば、間違いなく最初に浮かぶのがここ。隅田川の水上バスから眺める風景も、谷中のお盆も好きですが、蓮好きの私にとって不忍池は別格。蓮の葉の波の向こうには弁天堂も見えて、「天国ってきっと、こんなところじゃないだろうか」と思わずにはいられません。お盆の今は、この風景の向こうに亡くなった大切な人たちの顔も浮かんできます。■池の周囲には様々な生きものたちの姿も。昨年見つけたアヒルは、カモとつがいで現れました。出来れば朝の涼しいうちから出かけて、池の周囲の骨董市や下町風俗資料館、精養軒、池之端の旧岩崎邸庭園も訪れてみてください。東京でも素敵な避暑地気分が味わえます。それにしても今日は暑かった!公園のセミたちも我慢しきれず鳴き出していました。
今日の時点で、花の本番はこれからという感じでしたが、花を探す楽しみがあります。
(C)BEN-TEN Records
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■2008年7月6日(日) 大磯・海の見えるホール(聖ステパノ学園内)にて■
出演・インディアンフルート、バンスリ、ジャンベ他(真砂秀朗) ピアノ、ピアニカ他(ササマユウコ) 口琴、フーメイ、ドシュプルール、イギル他(等々力政彦)
■CD「生きものの音」収録曲、日本唱歌+トゥバ民謡、ジャンベ即興などなど。夏らしいプログラムでお贈りしました。お客様もリラックスした雰囲気で、演奏後はアーティストたちと楽器談義をしたり、楽しんで頂けたようでした。詳細はDALIAさんのブログにてどうぞ。※写真の楽器はササマ担当のもの。普段は娘のおもちゃになってる民族楽器たち。ピアニカも久しぶりに演奏して楽しかったです!
Photographer Yuji Kasahara(C)2008 Bytelux Co;Ltd.All Right Reserved.
■ライブの詳細・お問い合せは
世界の手仕事DALIAまで。
■CD「生きものの音」好評発売中!
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■ 昨日は、海の見えるホールでのコンサートに沢山の方が足を運んでくださいました。ありがとうございます。職員の皆様、サンダースホームの子供たちもどうもありがとう!
■ちょっと早めにホール入りして海を見ながらヨガを・・と思っていたのですが、霧で海が見えない(><)。でも、朝陽を浴びながらのヨガは気持ちよかったですよ。午後からの本番は霧も晴れ、海水浴をしている人たちの姿が見えたり、鳥の鳴き声も聞えたり。お客様も音楽と風景と、心地よい時間を過ごして頂けたなら幸いです。
■演奏家としては湿度が予想以上に高くて(泣)、インディアンフルートやピアノはピッチに相当泣かされました。トゥバも大陸ですしね。でもまあ、それもまた楽器も「生きもの」である証です。自然を受け入れるという姿勢は、デジタル楽器にはない試練(醍醐味)ですし、そこから生まれてくる演奏というのもあります。
■今回はCDとは趣向をかえて、ジャンベや民族楽器(おもちゃも含む)やピアニカも取り入れていきました。「海」や「浜辺の歌」など日本の唱歌をトゥバ民謡と交えたり(違和感がないのが面白い)、楽器解説を含むソロコーナーもあったり・・・と。本番では結局、二時間近くのリハとは全く違った展開になる曲もあったりして(^^;)、音楽&ミュージシャンも「生きもの」であると、あらためて実感したステージでした。それにしてもこのメンバーは、本番に予想以上のものが出てくる面白さがあります。真砂さん、等々力さん、やっぱりタダモノではない!
■お蔭様で好評につき、次回ライブもそう遠からず実現するかな?また是非、大磯にも来たいです。今回の写真などは後日アップしますね。
■CD,ライブのお問い合わせは 世界の手仕事DALIAまで
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■あ、暑い(汗)。クーラーを使わない我が家は連日30度越えてます。このアジアンな湿気と高温はピアノには辛い季節です。明日は本番だわ~。
■朝起きると娘が「お母さんが魔女で、私が黒猫になった夢を見た」と言っているので、じゃあ暑さを逃れて魔女の映画でも観にいくか、と。「西の魔女が死んだ」を観にいきました。山梨の映像の美しさと、サチ・パーカーには個人的に興味があったのだけど、本屋さんで原作を立ち読みして「ああ、私はもう大人になってしまったのだわ・・」と、ちょっとためらいもあったこの作品。結果的に、号泣してました。娘に「その、みっともない泣き顔で外歩くの~??」と、映画館を出るときに心配されたくらいです(^^;)。
■何が泣けたんだろうか?と思うと。なんだろう?と。正直、深緑の森を描いた作品なら「もがりの森」。人物の描き方も深くはないし、思春期の主人公の感受性が痛いほど伝わってくるというわけでもなく。ただ、サチ・パーカー演じるおばあさんの美しい日本語とか、「気まずく別れた」人が次に会った時には帰らぬ人になっていたとか、死んじゃった自分の祖母のこととか。そう、結局思い出していたのは、信州の田舎で過ごした子供の頃の夏の思い出と、その田舎を敬遠していた10代の自分の浅はかさと・・・。
■娘は楽しんでいたけれど、出来ることなら映画じゃなくて、本当の「魔女修業」をさせてあげたい。今年の夏もブルーベリー摘みをしてジャムを作ろう!と思っていると、「結局、おにぎりが出てこなかったね」。お米党の娘が帰りにつぶやいた。確かに魔女のご飯はパン食だったね(^^;)。
■そういえば、西の魔女は絵本作家のターシャ・チューダーがモチーフになっていたのかな。佇まいが、とても似ていました。先日93歳?で亡くなった彼女。「元夫が生活費を入れてくれなかったから、仕方なくこういう生活になったのよ。冬はバラの手入れをしなくていいから楽だわ」と、世界中から羨望されている自らのライフスタイルを、どこか達観している感じが好きでした。「私ってステキでしょ?」な、素敵な人は、素敵じゃないと思っているので・・
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■いよいよ一週間後に迫りました。DALIAさんのブログに素敵な「大磯案内」が出ています。東京から電車で一時間ほどの素敵な避暑地です。小旅行気分でどうぞお出かけくださいね。“生きものの音”のライブを神奈川県の『大磯』で行います。
開演前には、2007年11月7.8日の2日間の録音風景、またラオスで制作したCDジャケットの制作過程や、「赤と緑」の豊かな大地の風景を映像でお楽しみください。
演奏家
真砂秀朗(インディアン・フルート バンスリ、太鼓)
ササマユウコ(ピアノ・ピアニカ)
等々力政彦(フーメイ、イギル、ドシュプルール、唄)
時:2008年7月6日(日)
場所:聖ステパノ学園 内 「海の見えるホール」
※東海道本線『大磯駅』目の前にあります。
時間:13:00~15:30
入場料:¥2.500
お問い合わせ:post@dalia58.com/ 03-3663-3021
予約・もしくは当日可(つり銭のないようお願いいたします)
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聖ステパノ学園内の森の道をクネクネと歩いてゆく。小高い丘の上には、新緑に囲まれた『海のみえるホ-ル』
緑の香り、波のゆらぎ、ゆらめく樹々と鳥・虫の声・・・。様々なゲストがおめみえします。「伝承音楽」を織りまぜながらル-ツの異なる演奏家、自然との「即興の対話」耳を澄ますと、ささやきの音や息遣いまでもが聴こえてきます。
晴れの日、曇り、雨の日、
あらゆる“生きものたちの音”を包み込む音空間に、身をゆだねながらおくつろぎください。
ご来場をお待ちしています。
■詳細はDALIAまでどうぞ。
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