刺繍でつづる母の愛~少数民族の刺繍工芸~
■昨年は、ヤン・リーピンの舞台や、映画「雲南COLOR FREE」をご紹介しましたが、中国少数民族の文化には無条件に反応してしまうのです。あの独特の歌声や色使い。自分のルーツではない気がしますが(南米の方が遺伝子的に(顔も)近い気がするし・・)、不思議ですね。■なので普段も、お財布やポーチなど、持ち歩くものにはなるべく彼らの手仕事のものを使うようにしています。そうすると、作り手のパワーにあやかれるというか、なんだか心が落ち着くのでした。ステージ衣装や普段着にも、なるべく少数民族の手仕事を取り入れています。
■この展示には、母が娘のために作った子守帯をはじめ、今も生活の中で使われている美しい刺繍工芸品が並びます。70年前のものとは思えない色鮮やかな刺繍とデザインの子守帯、左右の爪先の色が違うお洒落な靴、魚のかたちのユーモラスな帽子、鳥と花が可愛いベスト・・・どれもこれも手が込んでいて、母親が子に託す祈りと祝福が暖かく伝わってきます。中国では、このような民間刺繍を「女紅」または「母親の芸術」と言うのだそう。■そしてああ、こんな時。ミシンもロクに使えない自分は母親失格かも・・・
と、劣等感に苛まれつつ・・・。せめてその代わりに、彼女に恥ずかしくない音楽を作ろうとあらためて決意するのでした。
■会場では、ちょうどミャオ族の女性による刺繍のデモストレーションが。3キロもある銀の頭飾りや首飾りも見事でした。ミャオ族は「鳥信仰」の民族だそう。それを知った途端、一緒に見ていた娘の目の色が変わりました
もちろん、花や鳥の刺繍も見事でした!
会場・日中友好会館 美術館
会期・2009/1/23~2/22(日) 火・休み
開館・10時~17時(金曜は19時まで) 無料
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