« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月の11件の投稿

2009年2月25日 (水)

ココロのストレッチ

Image2511 ■ピアニストって、つくづく肉体労働者だよなあ・・と思うのは特にこの季節です。毎年のように冬は怠けココロに火が付いて、鍵盤の前に自分を座らせるのが大変です。どちらかと言えば創作にあてる時期なので、鉛筆を持ったり、パソコンに向かっている時間の方が長くなりがち・・。そして、もうこれ以上はヤバイ・・というところで、慌てて指を動かすことになるのです。■それでも三日くらい経つと、鈍っていた指の筋肉や鍵盤をとらえる感じが蘇ってきます。まるで体中の細胞が冬眠から目覚めるようです。一昨年の肩や手首の故障もあるので、最近はヨガも念入りに。そして一曲弾くごとに、寒さで縮こまったココロがのびていくのもわかります。ココロは脳にあるんでしょうけど、私の場合は心臓の筋肉が本当に伸びる感じがします。気のせいでしょうか。

■自分の曲はあまり弾きません。気温が低い日は、これでは筋肉が温まらないのでbearing 日課の全調スケールを弾いた後はバーンと景気良く、ショパンのスケルツォ2番あたりから入ります。怠けココロ払拭には勢いも必用なのでしたcoldsweats01 ■スケルツォは中学生の頃に好きでよく弾いていました。たくさん書き込みされた楽譜は、今も宝物です。でもなぜか発表会では、バラードの3番とか、即興曲の2番とか・・・どちらかと言えば地味で玄人受けする曲が与えられることが多かったです。それが原因というわけじゃありませんが、すっかりクラシックが嫌になっていた時期もありました。今はうーん、どうでしょう?クラシックだから好き、とか嫌いとか。そういうのは流石になくなりましたし、作曲家の年齢をとっくに超えている自分に驚くだけですcoldsweats01 あとは、指は10代の頃が圧倒的に動いていましたが(練習量も違うので)、人生経験を重ねた今の方が音楽を少しは理解できているかな、と思ったりしています。ココロで楽しめるようになるというか。

■最近つくづく思いますが、ピアニスト=なんだかんだ練習を続けた(続けられる環境にいた)人、じゃないかと。継続は力なり、不況の折、いろんな意味で身にしみる言葉ですがthink いちどピアノから遠ざかった方も、まだまだ人生は長いです!機会があったら是非ココロのストレッチに挑戦してみてくださいネ!

※写真は井の頭自然文化園の熱帯温室。寒い休日の癒しスポットです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月23日 (月)

おくりびと Departures

■(2009/2/23記第81回米アカデミー賞 外国語映画賞受賞!海外での評価も高いですね。日本の心が、世界に受け入れられていくことはとても嬉しいです。何を隠そう、学校を卒業して最初に飛び込んだのが映画業界でした。世間はバブル絶頂期、派手なハリウッド映画が受け、日本映画界は衰退して全く元気の無い時代でした。皮肉にも100年に1度の不況という今、今回の日本映画の快挙を当時の誰が想像したでしょう!(もちろん、この不況も)。日本の偉い人、これからはもっと文化や教育にお金だして下さい!日本の未来のために。

Photo ■(2008/11/14記)

■義母の葬儀は無宗教&家族葬。天寿をまっとうし、生粋の江戸っ子だった彼女の人柄もあって、余計なものは一切なく、なんとも清々しい式でした。斎場に集まった小さな孫やひ孫たちは走り回り、まるで砂場遊びのように夢中で棺の中を花で埋め、骨壷の前の遺骨を手づかみし、泣いたり笑ったり怒られたりしながら、それでも小さな心に何かを感じ、思い思いに’ばあちゃん’にお別れをする光景に、人生の本質を見たような気がしました。想像力の逞しい娘は最初、’死’が怖くて棺の前で固まっていたのだけど、「おばあちゃん、’ああ楽しかった’って、にっこり笑ってるから見てごらん」と言うと、安心したように遺体に花を添えお別れをしていました。

■最近読んだ本で印象に残っているのは、インド・ガンジス川にある'公開’火葬場の話。屋外で焼かれる遺体の頭蓋骨は、最期に「パン!」と大きな音を立てて割れるといいます。そしてその音が聞けると、本人は何の未練もなく、この世の命をまっとうしたことになる。まるでクラッカーを鳴らすように、なんとも晴れ晴れしい命の終わり方です。

■死生観(遺体の扱い)は国や文化によってさまざまだけれど、映画「おくりびと」では’納棺師’の視点から、日本の文化=心が描かれています(ユーモアも忘れずに)。リストラからやむを得ず、この特殊な仕事に就いた元チェロ奏者。主人公である彼の心情をもっと掘り下げたり、妻の葛藤を表面的に終わらせなかったり、全体をシリアスにすることも出来ただろうに、どこかインド的にカラっとまとめているところが、かえっていいのかなと思いました。伝統的な納棺の儀には、日本独特の型の美学があり、故人の尊厳を守る心があります。そして丁寧で美しい所作で扱われる故人を見守ることで、残された者の心も静かに癒されていくのでした。■先日の義母の葬儀では、火葬場の方が丁寧に丁寧に遺灰を集め、骨壷に納めていく仕事を見つめている時に、参列者の心が同じ場所で’しん’となり、ひとつになった瞬間がありました。なんとも静謐で神聖な時でした。そこには宗教も国境も越えた、命の尊さだけがありました。

■映画の最後に、近頃亡くなった峰岸徹さんが重要な役どころで出てきます。撮影は昨年の春だったというから、まさか自分の運命はご存知なかっただろうけれど。この役を演じたことが、彼の役者人生に、この作品に深い意味を与えたことは間違いありません。

おくりびと」公式サイト→  ■2008モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作品

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■同じくアカデミー賞短編アニメ賞「つみきのいえ」受賞もおめでとうございます!とっても気になる絵と内容。インドの貧民街を舞台にしたダニー・ボイル監督の「スラムドッグ$ミリオネラ」も公開が待ち遠しいです!アカデミー賞も不況の影響で脱ハリウッド?お金をかけただけの映画ではなく、作り手の真摯なココロが伝わる作品に光をあてる。映画が本来の姿を取り戻していくようで嬉しいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月22日 (日)

三寒四温

Image2881■「サンカン シオン」ってよい響きです。好きな言葉のひとつ。今年の確定申告も終わり、昨年も何とか自分の音楽に存在意味があったのかな・・と実感する今日この頃です。逆に言えば、この必用がなくなったらレーベル業務はお終いです。この9年間、手探りながらやってこられたのは、テレビ局やラジオ局などが、星の数ほどある音楽の中から私の作品を見つけて、使って下さったからに他なりません。顔も知らない方々に支えられていること、本当に感謝です。昨年は、なぜか「月の栞」の収録曲がよく使われた一年でした。しかし!デジタル放送に変わったらどうなるんでしょう?ちなみに我が家は16インチのブラウン管。地デジ対応どころか衛星も映りませんcoldsweats01

■写真は義母の遺品です。
どちらが?といえば、左側。右側は私が持っていました。これ、ペアに見えませんか?たぶん同じ果物(マンゴスチンかなあ?)を加工して作ったアジアンな小物入れです。私の白い方には鳥が三羽描かれていて、義母のものには植物の葉と花?が描かれています。
■これを7年くらい前に手に入れたのですが、ずっと「寂しそう」と感じていたんです。なんだか相手がいるような??指定席も定まらなくて家庭内を放浪し、最近なんとなく目立つ場所に置いてみました。そうしたら数日後、クロマニヨンが実家から相手を連れて帰ってきました!(しかも、家の方の存在を認識してなかったthink)。今はご覧の通り、二人仲良く並んでいます。なんだか私もほっとしています。不思議。

■たかがモノ、されどモノ。物は、その持ち主を失った時にさらに存在感が増しますね。持ち主がどんな人だったのかも、あらためてわかるような気がします。そしてこんな風に、自分と’不思議な縁’があったのだと再認識するような物語もあり・・。そう思うと、普段身の回りにあるものの一つ一つが、あらためて愛おしくなったりします。ちなみに義母の小物入れの蓋を開けると、中には巣鴨とげぬき地蔵尊の御影が沢山入っていました。これは「体を大切に」というメッセージなのだと受け止めます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月18日 (水)

そういえば

Totoro2 ■結局、ポニョ観なかったなあ・・・。

主題歌は弾けるけど think

                                                      

                                                   

                                                

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月16日 (月)

小鳥日和

■コンビニで100%オレンジジュース(1ℓ)を買ったら、「ストローお付けしますか?」と聞かれました。1リットル用のストローがあるの?いや、そもそもストローで飲むか?飲む人がいるから聞くの?とか、いろいろ悩ましい朝でした。マニュアル通りの接客してると、無意識に相手に波紋を投げていることもあるのよね。こんど買うことがあったら絶対に聴いてみようっと。

Image2871 ■暖かかった週末は、小鳥隊長に付き添って地下鉄で鎮守の森へ行ってきました。裏の参道から入ったので人影もまばらで、いつもの表の賑わいとは別世界でした。スズメの群れだと思っていた小鳥たちが飛び立った瞬間に全てメジロでビックリしたり、あちらにはセキレイ、こちらにはエナガと(すっかり鳥に詳しくなってる ^^;)、都会のバードウォッチングを満喫しました。鎮守の森こそが原生林の原型であると、尊敬する植物生態学者の宮脇昭先生がおっしゃっていたことを思い出し、様々な種類の木が一見すると無造作に、でも調和の取れている(整備されているのとは違う)森の放つパワーをあらためて感じました。そして立派な本殿よりもむしろ、このひっそりと誰もいない森にこそ、神様の存在を感じてしまうのでした。※ここはもともと全国から献木されたおよそ10万本、365種の木が植樹された人工林ですが、当初は杉林にする案も出ていたそうですよ。花粉の森になるところでした(><)。

Image2851_2■隊長とクロマニヨンがサイクリングをしている間、久しぶりにフリマをのぞきました。1枚250円で、黄色いハイビスカスがたくさん描かれた大きな布と、紺地に一面のピンクの花が描かれた暖簾をゲット(どちらもインド製)。春用のカーテンを探していたので、嬉しい戦利品でした。■フリマでは物(特に布)に’出会う’感覚が好き。自分だけのために待っていてくれた感じがします。それになんと言ってもお買い得だしhappy01。先日は500円で手に入れた国籍不明の布(新品)と同じものが、とあるネットショップで6000円で売られているのを発見(ネパール製でした)。けっこう目利き?bleah■ところで、この会場にある歩道橋下の壁画は、どれも美しいです。中でも、東京の街をカラフルな花で埋め尽くしたこの作品がお気に入り(写真はほんの一部だけど)。どれくらいの時間をかけて描いたのかな~。ものすごく描き込まれています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

冬眠はおしまい! 春の手仕事ピックアップ②

Mon_2 ■地球温暖化の影響はあちこちから聞えてきますが、それでも三寒四温という言葉がぴったりの季節になりました。同じ日に届いたご案内を3つご紹介いたします。

■生活が熱い。私たち日本人の古くからの仲間、モンの人びとの暮らしのバザールです。  小倉猛斗(アジアの生活着) 上り屋敷(暮らしの古道具)

■場所 ゆうど 

■日時 2009年2月19日(木)~28日(土) 11時~19時

2月28日(土) 一日Café「恋待蕾」12:00~18:00 ライブ 18:00~ 出演 うらまぶた 1300えん(1ドリンク付き)

戻ってきたゆうど?!「構想は不変、計画は変更するためにある」ということで、世の中の不動産状況の変化により予定が五転八転しています。 とりあえず三月末までは、現状のまま展示会やワークショップなどを続けることに致します。(その後もこの地でも続くかもしれませんので、ブログをご覧下さい。)よろしくおつきあいのほどを。http://blog.yu-do.noor.jp/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■アースガーデン冬 EARTH@HOME 生活に寄り添う雑貨たち。今回タイトルをEARTH@HOMEと名づけ、エコロジー雑貨を丁寧にご紹介。最新情報はWEBにて。OKIさん等のライブもあります。

日時 2月28日(土) 11時30分~17時  3月1日(日)  10時~17時

場所 ・浅草/都立産業貿易センター台東館5・6階

入場料・800円  http://www.earth-garden.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■アナンダ工房’09 春展 今年は今まで以上に大地に近い自然素材の風合いにこだわりました。オリッサの沙羅双樹の森に棲むタッサー蚕の強い糸と、ベンガルの繊細な手紡ぎ綿糸を織り交ぜたら、粗野とやさしさを持ち合わせたような布ができました~後略~ DMより

日時3月4日~3月22日 11時~6時 月・火休

場所・アナンダ工房 上野桜木 台東区上野桜木2-3-6

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■「手仕事のものづくり 衣・食・住の暮らし」展 

おなじみの日本橋DALIAさんでは、今月は様々なイベントが開催されていますよ。お店ではCDのご購入も出来ます。キルギスの旅から戻った店長さんから、きっと楽しいお話も聞けるはず!(開期 2/10~3/17)

詳細はこちら→

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月12日 (木)

影絵であそぼ~ポルポル公演「年をとった鰐の話」から

Image2731■昨日は、一昨年に影絵音楽朗読劇「とことこ」でご一緒したポルポルの「年をとった鰐の話」東京最終公演’親子デー’に。娘は、終演後のワークショップ「影絵であそぼ」にも参加しました。大の恥ずかしがり屋も、自分が前に出ない影となると張り切ってやってましたね。面白いもんです。※写真は、子供たちが’動物の影'を試行錯誤しているところ。

■前回、舞台でご一緒した時はピアノの位置関係からスクリーンの裏で奮闘する出演者しか見えなかったのでcoldsweats01、実はポルポルの影絵をちゃんと見るのは今回が初めてなのでした。振り付けのキム・ミヤちゃんは、トリッキーな舞台演出で世界を魅了するフィリップ・ドゥクフレ・のカンパニーに参加経験もある実力派。彼女+4人のダンサーが繰り広げるアイデアいっぱいの世界に子供も大人も引き込まれました。影絵朗読劇というと、平面的な作品を想像しがちですが、今回はスクリーンを自在に動かしたり、ダンサーが姿を出すパフォーマンスも多く、影絵+ダンス+朗読劇でした。※ポルポル長野公演は今週14、15日。すでに満席だそうですが、当日券お問い合わせください。

■それにしても、レオポルド・ショヴォーの「年をとった鰐」の話。これ、深いです。特に女子の母は、娘が物心つく頃に話しておくとよいかもしれません(鰐みたいな男には気をつけなさい、と)。私は観たことありませんが、「頭山」で有名な山村浩二さんもアニメ化されています。影絵をご覧になった方は、アニメと見比べてみるのも面白いかもしれませんね。

■影が印象的だった舞台といえば、NODA MAP「パンドラの鐘」の冒頭シーンでしょうか(もう10年前の作品!!)。影絵を演じる役者たちが、紙のクリーンを蹴破って舞台に飛び出してくるのですが、何度見ても(その劇場で働いていたもので)ワクワクする演出でした。あとは昨年のヤン・リーピンの満月かな。ヤンさんの、この世のものとは思えない体の線の美しさ、動きに圧倒されました。■影のもつ最大の魅力は’想像できること’と、手作り感、アナログ感でしょうか。その楽しさは、もちろん子供に限らず、デジタル情報の洪水に溺れかけている大人にこそ必用な時間かもしれませんね。

THE OLD CROCODILE―年をとった鰐 Book THE OLD CROCODILE―年をとった鰐

著者:山村 浩二,レオポルド ショヴォー
販売元:プチグラパブリッシング
Amazon.co.jpで詳細を確認する

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月 8日 (日)

Rice Paper 88(ハチハチ)

88■最近のフリーペーパーは読み応えのあるものが増えましたね。このRice Paper 88(ハチハチ)は、そんな個性的なフリーペーパーの先駆け的存在。アースガーデンや自然食レストラン等でお目にかかった方も多いと思いますが、視点を’農業(それに伴う環境や自然)’に絞ったとてもユニークな雑誌です。88の名前の由来は漢字の’米’。

■数年前に代官山のokuraで見つけてからご縁を頂いて、これまでにササマユウコのCD「月の栞」や、昨年DALIAレーベルから発売された「生きものの音」のご紹介もして頂きました。これも偶然ですが、「生きもの」でご一緒した真砂秀朗さんは、こちらで田んぼエッセイを連載されています。■今号は記念すべき20号(季刊です)。沖縄の森で逞しく生きる大家族が紹介されています。っていうか、この雑誌に出てくる方たちは毎回、本当に生命力に溢れている。都会人としては憧憬に近い人々の暮らしが登場します。が、それならば自分はこの場所(東京)から何が発信できるだろう?と、季節の変わり目に届く88を手にするたびに、色々な思いが頭を巡ります。■たとえば「東京は終わってる」と言う人に、「ホントにね」なんて簡単に頷くわけにはいかないのです。だって、ここが私の(家族の)生まれ育った故郷なんですものサ。

■個人広告のページには、BEN-TEN Recordsの合言葉「Peace and Quiet」も掲載して頂いてます(2009年はブログ右にあるリンゴピアノの写真の予定)。どこかでお手に取った際は、探してみてくださいね。

■「月の栞」ほか、ササマユウコのCDは Bluemoon2

こちらで全曲試聴できます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月 6日 (金)

落し物は意外な場所に。

002■クロマニヨンが「この数日、屋上に’部分入れ歯’が落ちているが、どうしたらいいと思うか?」と聞くので、「落とした人は困ってるはずだから、拾ってロビーに置いておけばいいに決まってる」というと、「もう数日落ちているし、気持ち悪い。故意という可能性はないか?」と言うので、「故意に落とす意味がわからない。数日間も誰も気付かないってことは、あんたしか拾う人がいないってことじゃないか?」というと、妙に納得してジップロックを持って屋上に行き、’奥歯二本分の入れ歯’を入れて持って帰ってきた。確かにちょっと不気味だったけどcoldsweats01、「屋上に落ちていました」と、メモを添えて下のロビーに置いておいたら、あっという間に無くなったので、やっぱり探していた人がいたんだねと、インフルエンザで我が家も大変な中、なんだか良いことも出来たような一週間。■ここは屋上に洗濯を干しに来る人が多いので、おそらく、ひょんなことで外した入れ歯が洗濯物に紛れ込み、干す時にでも落ちてしまったのだろう。落とした本人は、まさか屋上に入れ歯があるなんて想像もしないから、探しにもこなかったのさ、ということでこちらは納得しているんですが。本当のところはどうなんでしょう?

■そういえば昔、コンタクトを片方落として半日探しても見つからず、①自分のポケットに落ちていた。②目の中に入っていた。③駆け込んだ眼科で「二枚重なってますよ」と言われた。の、3パターンを経験していますが、私にとってはどれも目からウロコのような結末でした。うーん、まさに人生だわ。どういうわけかソフトが怖くて未だにハードコンタクト一筋なのでした。

■写真は、赤坂サカスのビルの外壁で発見したアンモナイト(たぶん)の化石。日々、いろんな発見をします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月 4日 (水)

鳥にトリつかれた人たち

378pxaudubonsylvia_azurea ■学年閉鎖・・。この一週間、明日まで身動き取れません(泣)。それにしても、インフルエンザって昔からあったと記憶してますけど、こんなに感染力強かった?子供の頃に、予防ワクチンは一度も打ったことないです(そういう習慣もなかった気がする)。インフルエンザには、たぶんかかったことはあるのでしょうが、全部「ひどい風邪」で見過ごしてきたのかしら。新型のパンデミックなんて、考えただけでオソロシイ。新宿に住むようになって、逆にめっきり人混みに縁が無くなってしまったので、たまにターミナル駅の人混みにまみれると、なんだか息苦しくなります。怖い、という感覚の方が近いかもしれません。■娘はインフルエンザ中も比較的元気だったので、病院にも暇つぶしに鳥カードを持っていって名前を当てたりしていましたcoldsweats01。もう、本当にトリツカレル、ってトリにツカレルってことじゃないか?と思うくらいです。今のところネット上の「トリ先生」は、人形作家・にしおゆきさんのご主人のたにぞう日記。周囲に(ってお会いしたこともありませんが)、トリに詳しい大人がいるというのは、それだけで励みになるみたいです。先方には、あれこれ意見するので口うるさいガキだと思われてるかもしれないけど(^^;)。

83pxaudubonflamingo_2 ■かつて鳥にトリツカレた人で思い浮かぶのは、世界中の鳥の声を採譜!したフランスの作曲家メシアン(1908~1992)と、現在、町田市国際版画美術館で展示中のオーデュボン(1785~1851)でしょうか。

■メシアンは、その作風がどうにも男っぽくて苦手だったんですけど、鳥のカタログ(全13曲+1曲)をあらためて聴いてみると、鳥の鳴き声を懸命に平均律に置き換えようとしている(けっこう無理のあることだと思いますが・・)姿が見えてきて興味深いです。しかも、この曲は2時間にも及びます。うーん、トリツカレてる。■さらにメシアン誕生から123年前に遡り、おそらく人類史上もっとも鳥にトリツカレたのが、同じくフランス人の血を引く?オーデュボンではないでしょうか。トリツカレタ、というより導かれたという方が正しいかもしれない、その数奇な人生はウィキでご覧ください。彼の日記には、現代では絶滅してしまったリョコウバトの記述があることも興味深いです。

■鳥類学者でもあったメシアンは、間違いなく有名なオーデュボンの「アメリカの鳥類」を見ているはず。その生き生きとした鳥の姿から鳴き声に興味を持ち、さらに作曲へと向かった作品もあったでしょう(憶測)。そんなことを知って、私もあらためて鳥の鳴き声に注目してみたいと思うのでした。

メシアン:鳥のカタログ メシアン:鳥のカタログ

アーティスト:ウゴルスキ(アナトール)
販売元:ポリドール
発売日:1994/04/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

2009年2月 1日 (日)

今日の(予期せぬ)ひとこと ②

Dscf052012■熱も下がって体調が戻ってきた娘。晴れ晴れとした顔をして、朝のトイレから戻ってきた。

娘「今日は、いいことあるよ~!」

母「なんで?」

                                              

                                              

                                                           

娘「ウンチが立ってた!」

母「・・・・茶柱じゃないんだけど(^^;)」

※お食事中の方、ごめんなさい。この後、娘はインフルエンザと判明。学年閉鎖となりました。皆様もどうぞご注意ください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »