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2009年12月の17件の投稿

2009年12月29日 (火)

2009回顧録&ラジオデイズ

Image8501_32009年はインド、トゥバ、アフリカ音楽、
そして日本童謡・唱歌と共にある
日々だったので、
久しぶりにラジオで色んな音楽聴いて
気分をリフレッシュする。

この時期は年間チャートもやっていて新鮮。
大橋トリオさんのWinterlandが耳に残った。
http://www.youtube.com/watch?v=6ykSIZ1-38k

やっぱりラジオが好き。
これはもう、小学生の頃からずっと。
でもここは電波状況が悪いのか、
ノイズが凄いので普段はあまり聞かない。
(実は自分が出た昨年のバラカンさんの番組も聴いてない(ポッドキャスト)。

BGMでよく聴くCDは「高原の朝」と「セイシェルの海」。
フィールド録音の自然音ばかりなり。
音楽のCDは、心身共に集中できる時にしか聴かない。

映画もあまり観ない年だった。
そんな中で「スラムドッグ$ミリオネラ」が秀逸だった。
今年最後に見たのは「いのちの山河~日本の青空Ⅱ~」。
びっくりするくらい号泣した。
良心に基づいたよい映画だったけど、
別の悲しい気持ちのはけ口となってしまった。


本は、このところ昔読んだ本を読み返している。
宮澤賢治の一連の作品。
特に「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「やまなし」「セロ弾きのゴーシュ」。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」と「センス・オブ・ワンダー」
(この2冊はいつか詳しく)。
特に「センス~」は、20年くらい前に読んだ時は本当の意味で実感がなかった。
子供を育てる中での実体験をもった今、
ひとりでも多くの人に読んでもらいたいと心から思う。


あと「聖★おにいさん」の第四巻も、やっと読めた。
相変わらずの聖なる笑いの世界感に、師走も忘れて和む。

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2009年12月25日 (金)

年末年始のお知らせ

2008_winter年末年始のお知らせ
2009年12月26日~2010年1月6日

この間のレーベル業務はお休みさせて頂きます。
CD発送、業務メールへのお返事等は本日まで、

年明け7日からとさせて頂きます。
何卒ご了承くださいませ。

今年1年大変お世話になりました。
皆様、よいお年をお迎えください。
メリークリスマス!

(C)BEN-TEN Records メールはこちら→

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2009年12月23日 (水)

冬の六本木で

Photo_2酒気を帯びた朝帰りの人たちと入れ違いに、
まだ人も少ない午前中の六本木へ。

ミッドタウンで開催中の「たべものと布」展。
CDジャケット他でお世話になっている
ARTKITCHEN703の森川尚美さんが出品しています。
彼女らしいピンク色の、元気&食欲が出そうな布。

他にも日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員182名の「食べものを楽しくおいしく食べる」ための布が展示されています。
食べることは生きること。’楽しく’って基本ですね。

「たべものと布」
2009年12月18日(金)~2010年1月17日(日) 11時~19時
会場・ミッドタウンタワー5F 東京ミッドタウン・デザインハブ 
入場無料

Image8411 以前、テレビでドキュメンタリーを見てから
ずっと気になっていたバーンロムサイの展示会。
やっと足を運ぶことが出来ました。
赤ちゃん用の靴だけど、お正月の飾りとして、
アルミのカップと一緒に購入。
今の私が無理のない範囲でできる、
ほんの小さなお手伝い・・・。

同行した小鳥隊長は、タイの施設で暮らしている
同じ年頃の子供たちのことを少しは理解しただろうか。
まだ、難しいかもしれないけど。
この靴を見るたびに、思い出して欲しいと思います。

第8回アンダーザツリー展「バーンロムサイ ハートマーケット」
2009年12月18日(金)~26日まで 11時~19時
六本木AXISビル4F AXISギャラリーにて。

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2009年12月22日 (火)

一陽来福

Image8391100年に一度の不況も手伝って、
いつになく大行列の穴八幡(一陽来
)。
その列をクロマニヨンと素通りして、
お隣の放生寺(一陽来
)へ。
古いお札を返して、今年1年のお礼を言って、
新しいお札を貰って帰る。
初めは’空いてる’という理由でこちらを選んだけど、
今や放生寺の境内で静かに一年を振り返ることが、
冬至の日の家族行事として、すっかり定着してしまった。
最後が’福’の字なのも気に入ってる。


今年は自分の音楽人生にとっての
キーマンと言える方を二人も亡くした。
高校の担任の先生も亡くなった。
時間は容赦なく流れていく。
でも生きていかないといけないのだ、どんなに悲しいことがあっても。

冬至や夏至は人間のエネルギーが偏るため、
そのバランスを取るかのように祭りが多いという。
私は今月から続いていた心身の不調が嘘のように、
今朝から気力が少しづつ満ち始めるのを感じている。
心のお正月だ、冬至は。
さあ今日からまた1年、自分を見失わず、淡々と日々を過そうと思う。

Image8381日の入り直後の近所の風景(ピンボケだけど)。
空にくっきり三日月。
本当はビルの向こうに飛行船が飛んでいたんだけど、
写メでは力不足・・。

このルネ・マグリットの絵のような夕景が、
この季節のお楽しみのひとつ。
影絵のように、本当に美しいシルエット。
人工物と自然の調和
、悪くないと思う。

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2009年12月21日 (月)

BEN-TEN Recordsサイトを更新しました

Btr004_coverartfile_20091最近は直接こちらにいらっしゃる方も多くて、
ついついサイトの更新も怠りがちになっていましたが、
久しぶりに、サイトを更新いたしました。

来年はCD「青い花」の発売から10年。
この作品は、本当に息の長いものになりました。
お聴き頂いた皆様には心よりお礼申し上げます。
この頃10歳だったあなたは、今20歳。
どうぞ聴いてみてくださいね(って、誰かに向けて言ってみる)。

そういうわけで2010年は節目の年にもあたり、
サイトも私本人も、そろそろテコ入れする時期かなと思っております。

手探りで始まったBEN-TEN Records=ササマユウコの活動を振り返りながら、
2011年のレーベル10周年にむけ、またアーティスト個人としても、
さらなるオンリーワンを目指していきたいと思っています。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

年末年始のお知らせ 2009年12月26日~2010年1月6日
この間のレーベル業務はお休みさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ

(C)BEN-TEN Records メールはこちら→

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2009年12月19日 (土)

ちいさな哲学⑨

Image7731結局、一週間お休みをした娘。
今日のひとこと

しあわせな一週間だった~chick

図鑑読み放題、おいしいもの食べ放題・・・。
こちら看病疲れでヘロヘロなんですけどsad

休み中、学童で遊んだ人生ゲームの話を聞く。

娘「なんか、こどもが11人も生まれて車に乗り切れなかった」

母「す、すごいね、そんなことあるんだ・・」

娘「三つ子が3回、双子が1回 でも男の子はひとりだけ」

母「・・・・?」

娘「結婚3回したから」

母「な、なんかルール間違ってない?(って、私は2回してるけど coldsweats01)」

娘「そういえば 宝くじ2回当たった

母「そ、それはよかったねsun (と言いつつも、娘の将来を案ずる親バカ)」

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2009年12月17日 (木)

もうすぐ冬至

Image8151_2郵便局の「年賀状は25日までに」の告知に、
「絶対無理・・・」と独りつぶやく・・・。

結局、ワクチン予約も何も、娘が月曜から発熱sad
自宅療養で治したいところなのだけど、
周囲にインフル感染が多いこともあり、
(学校もシロクロつけたい雰囲気で)、
様子を見つつ二日目に病院へ。

検査結果は 陰性gawk
喜びたいところだけど、
これでまたワクチンの心配しないといけないし、
状況的には明らかにインフルなのに・・・と病院に訴えると、
「キットの確率は新型の場合、60%くらいです」とのことbearing

どっちにしても’風邪’と判断されて、咳止めだけもらって帰ってくる。
熱は翌日には下がって、
結局いつもの風邪との違いがわからない。
全日とも37度台だったので、新型の軽い方だったのかも。

そうだったら一番いいんだけどなあ。
ところで新型は、いつまで新型なのだろう?

インフル判定の必要なかったら、いつも通りに自宅療養したのに。
部屋を暖めて、水分と栄養とって、
家でゆっくり休んだ方が、子供本人も楽だろうと思う。
将来への影響や副作用が心配される新しい薬より、長い目でみたら体のためと思う。
(この意見、妹からは反論されたけど)。
もちろん、あくまでも子供が苦しそうじゃなかったら。

ただ’新型’だけに、展開が読めずハラハラするのも事実。
子供の死亡率が、他の病気と比べて高いのか低いのかは
数字だけからはよくわからないし。

今回の印象としては、「いつもの風邪」という感じだったけど。
周囲があんまり「熱があったらすぐ病院へ!」という感じだと、
慌てて混んだ病院に連れていって、
かえって悪化させてしまうこともあるんじゃないだろうか。

ちいさな命に関わる問題だけに、真剣に悩みます。


そして今年の一連の疲れに、ダメ押しのように看病疲れが加わり、
今朝は私が歯医者に行くことにweep
娘は、すっかり元気です。
まだセキは出てるけど。
2009年の一連の仕事が一段落して、
やっと休めると思った途端の看病・・
まあ、この時期を選んだ娘を親孝行と言うべきか。

DALIA石井さんの慰労会&忘年会。
幹事だけして、参加できずgawk
珠ちゃん、長田さん、小池さん、村松さん、森川さん(五十音順)から時間差で、
ササマさんの噂話で楽しい一時を過しました、とメールあり。
出産を控えたトレンサさん、寒さの折お大事に。


パーティ成功の極意。
企画した者、参加せずcancer


秋田さんから、フランスの古い絵本「GRAIN-D'AILE(わたげちゃん)」をいただく。
日本ではもう手に入らないとかで、翻訳のコピーまで付けてくださった。
いかにもフランスらしい(ベリー系の)綺麗な色で描かれた、
鳥好きの女の子のお話。
退屈している小鳥隊長に、さっそく読んであげる。
いつも「羽をつけて空を飛べたらいいのに!」とつぶやいている彼女。
絵本の中の女の子に、自分を重ねていたかな?

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2009年12月15日 (火)

DALIA インド古典ライブ

出演・伊藤公朗 × DINESH CHANDRA DYONDI
2009年12月18日 (金) at:DALIA
Open 18:00  Start 19:00
前売り¥3.000  当日¥3.500
※共にインド料理の軽食付き


○ご予約・お問合わせ
世界の手仕事+食堂
DALIA
東京都中央区日本橋大伝馬町2-9
Tel 03-3663-3021 / Fax 03-3661-5196
E-mail :
post@dalia58.com

北インド「ヒンドゥスタ-ニ音楽」
ペルシアの影響を受けながら誕生したといわれる文化遺産の音楽はかつての宮廷音楽・芸術音楽の中心を担っており、古代インドの音楽家は高い次元に位置づけられていました。その音はまさに純粋な神々への讃歌であり、また神々と一体化するための手段ともされていました。連綿と続く師弟関係、そして口伝により継承、「ヴィーナマハラジ」と呼ばれた師と、音楽修行僧生活を共にした2人の演奏家をお迎えし、芸術性の高いインド古典音楽をおおくりします。ドラマティックな音空間では11月に撮影した北インドの写真とインド料理もご用意しています。インド尽くしの一夜をどうぞお楽しみください(DALIA ブログより)

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2009年12月13日 (日)

等々力政彦さんラジオ出演

先日のプラネタリウムでご一緒した等々力政彦さんが、
全国放送中のNHKラジオ第1(AM)「ラジオビタミン」に出演されます。

トゥバ民族文化の伝道師から飛び出す面白話、
大学研究者としての顔、さらには私をしのぐcoldsweats01紆余曲折の人生、
「生きものの音プロジェクト」の活動についてのお話も。
(あるのかな?)

等々力さんの出演時間は
16日(水)朝10:00~(1時間位)の予定です。
詳しくは以下サイトからアクセスください。

◎「ラジオビタミン」

http://www.nhk.or.jp/vitamin/interview/index.html

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Ikimonocd_2 等々力さんのフーメイやトゥバ唄を聴きたい方は
 こちらで試聴できます→

ご購入は Amazonほかネットショップ、CD店で→

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2009年12月12日 (土)

土曜日の森へ

Image822娘が参加しているエコ活動に付き添って、
久しぶりに朝の新宿中央公園に行く。
まだ人影も少ない広場を二人で歩いていると、
ホームレスの?おじさんが煙草を加えながらやってきて、娘に「握手しよう」と言う。
「このくらいの孫が6人いてさあ」と。
さすがに握手はお断りしたんだけどcoldsweats01
そんなことにも、もはや慣れっ子の新宿っ子。

高層ビルに囲まれたこの森には、
子供たちが育てる野菜畑や、
ヴィオトープの田んぼもあって、
その脇ではおじさんたちが洗濯干してたり、
芝居の稽古してたり、近所の子供たちが遊んでたり・・・

後ろを振り向けば、圧倒的な高層ビル街。

何でもありのここは「インドっぽいのかも」と思う。
行ったこともないのに。

Image823帰りに新宿御苑に寄る。
歩いて20分ほどの場所に、
こんなに広い森が二つも、
しかも地下でつながってるなんて、
新宿って凄いと思う。

御苑の入り口付近の植え込みでは、
大きな傘を3本開いて、ぐるりとテントのような家を作って暮らしている人がいる。
傘が3本あれば、人は生きられる。

Image831

途中からクロマニヨンも合流して、芝生の丘でお昼を食べる。
あんまり暖かいので桜の蕾も膨らんでいる。
明日から寒いというのに、大丈夫だろうか。
Image825

小鳥隊長が芝生を走るセキレイを追いかける。
めいちゃんが追いかける走るトトロは絶対に、
セキレイをヒントにしていると思う。
雲が流れて、空がどんどん青くなる。

座禅を組んで背中を日光で温めながら、
来月のプログラムを考える。
先月は「秋編」だったので、
今回は「Mother Songs 早春編」。
春の訪れに、希望の光を感じられるような
構成になればと思う。

1年の最初の演奏がホスピスというのは、ありがたい。
特別なことをするわけではないけれど、
決めていることはふたつ。
’大きな音を出さない’と’オリジナルは演奏しない’ということ。
だから練習を怠れないのでした。

小さな音の芯を出しなさい
かつて先生からよく言われた言葉を、いろいろな場面で思い出す。
大きな音を出す方が簡単なのだ。
それは芝居でも何でも、音楽に限らず
同じだと思うけど。
小さな音で伝えること。難しいです。

練習しなければ、いつでもピアニストはやめられる。
でも練習する必要があるってことは、
まだ音楽の神様には、見放されていないのだと受け止めよう。


家に戻ると、ラ・まの工房から尾崎文彦さんのカレンダーが届いていた。
Motehr SongsのCDを、みんな喜んで聴いていると手紙に記されていた。

私の音楽も少しは役に立っているのかな。
あの素敵な場所に受け入れられたのなら、とても嬉しい。

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2009年12月11日 (金)

雨の金曜日

Image8171_2いつの間にか10年来の付き合いになる辛島綾さんの
「冬生まれさんへの贈り物」展に出かける。


最近では小学校への出前アートで「いのちの授業」をしたり、
アエラにも折り形作家として紹介されたり、
ブログも開設してから一日も休まないし!、
本人も会うたびにパワーアップしている。

軸は変わらず、丁寧に良い仕事をする人がいて、
その仕事を理解し、支える人たちがいる。
この世の中、それ以上の何が必要だというのだろう。
見ている人は、ちゃんと見ている。

会場となっているギャラリーfu do ki.
布の趣味が個人的にもツボで、
何よりオーナーがとても素敵な方で、

予期せぬ出会いに嬉しくなる。

良い出会いは、良い出会いを運んでくれる。
見本のような一日だった。

「冬生まれさんへの贈り物」展 2009年12月17日(木)まで
11時~19時(最終日17時まで)
場所・fu do ki(三田線蓮根駅)

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2009年12月10日 (木)

南シベリア・トゥバのピアノ

11_20015 写真はトゥバのトージュ地区を流れるエニセイ川
(C)Todoriki Masahiko

先日のプラネタリウムのコンサートでは、倍音シャワーのようなフーメイ(喉歌)&ピアノで、ぐっすり&癒されたという方が多かったですね。

シベリアでは、飼っている動物を落ち着かせる時にも
フーメイ(※隣国のモンゴルではホーミー)が使われる・・・
という話を聞いたことがあります。
等々力さんによれば「都市伝説」らしいですがcoldsweats01
でも、赤ちゃんスヤスヤ、大人は疲れが取れた、というのも、
あながち無関係とは思えない・・。
フーメイのように一度に複数の、
しかも複雑な周波数が混ざり合う’心地よい音’を聴く(浴びる)ことは、
脳にとって悪いことでは無いだろうというのは、体感的にわかります。
出している本人は、どんな気持ちなんでしょうか。

さて、ピアノとトゥバ音楽の出会い。
日本では珍しい(っていうか「生きものの音」だけかも?)ですが、
実はトゥバでは、ピアノは珍しい楽器ではないそうです。
さすがに遊牧民のテントにピアノは置けなさそうですがgawk
国民の7割が定住者のトゥバでは、
ソビエト政権時代の国策としてピアノが普及していて、
どんな奥地の村に出かけても、
たいがいロシア製のピアノが見つかるそうです。
でも、そのピアノで奏でられるのはロシア音楽が基本だとか。

携帯電話も普及しているという遊牧民。
ネットを使って世界中の音楽を聴くことも可能なはずなので、
遊牧民の子供たちから、この先どんな音楽が生まれてくるかは未知数ですね。
ピアノを使ったトゥバ民謡も、生まれるかもしれません。

ただ、あの独特なフーメイ(喉歌)や、風のようなイギルの音は、
楽譜には起こすのは難しい・・・・。
ロシア人作曲家・アクショーノフによって
フーメイが採譜されたものは等々力さんに見せて頂きましたが、
演奏目的というよりも、音の記録のような楽譜でした。
いや、これで演奏しようと思ったのかもしれませんがgawk

やはり平均律&五線譜の世界に当てはまらない音楽は、
リレーのバトンのように、人から人に伝えていくしかないのです。
これはトゥバに限らず、世界中の民族音楽に言えることですね。

20世紀までは確かに、「楽譜がある=進歩した音楽」という図式がありました。
けれども、例えば絶対音感の’絶対’とは、あくまでも西洋の絶対にすぎません。
「軸が変われば、絶対は絶対ではない」ということ。
それは実際に私(ピアニスト)が、
さまざまな民族楽器と共演する度に感じていることです。
自分の絶対を捨てるところから、見えてくる(聴こえてくる)世界があるのだと。
前世紀からの価値観が転換期を迎えている今、音楽も例外ではないと感じています。

話が脱線してしまいましたが、

トゥバの大地に響くのは、ロシア製のピアノ。
それは複雑な歴史背景を持つ国の、生きた証人でもあるのでした。
そのピアノ音はきっと、どこか切なく懐かしい音がするのでしょう。
いつか弾ける機会が・・・あるかなあ・・・。

トゥバについてもっと知りたい方はこちら・等々力政彦サイトへ→
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2009年12月 8日 (火)

3年前のポインセチアとワクチン

Image81313年前のクリスマスに小さな鉢で買って、
その後もぐんぐん大きくなって、ちょっと「木」になり始めてます。
今日観たら、初めてこの時期赤くなってきた。
本来、日本の風土では赤くならないはず・・・。
これも温暖化の影響?

さて、低学年の新型ワクチン接種、先週から始まってます。


昭和の子供(私)の記憶によれば、
インフルエンザは自分で治すものだったんです。
別にそれほど恐ろしいものじゃなくて、
ちょっとキツイ風邪・・っていう認識で。
もちろんタミフルなんかも無かったし、
ワクチン接種も一度も受けたことありません。
インフルエンザには何度かかかっていると思うけど・・・。

(※この記述は間違い。1962年から96年まで、
小中学校で集団接種が行われていました。
私、モロに被ってます・・・全然記憶にないよcoldsweats01
それでもインフル学級閉鎖はありましたし、
ワクチン副作用が問題になり、中止された経緯があるようです)


平成生まれの娘は任意接種。保育園時代に2度、季節型ワクチンを受けました。
1回で5千円も取られて(しかも子供は2回打つんですよね~)、
もったいないから、その年は一度でやめて。
次の年は「2500円のところがある!」と聞いて駆けつけて、

でもなんだかんだやっぱり1度でやめて。
だいたい、本当に必要な注射ならなんで義務にしないのか?とか、
どうしてこんなに値段にばらつきがあるんだとか。
いろいろなギモンも沸いてきて。

なんとなく娘もインフルエンザにかからないまま、小学生になったわけですが・・・。
今年の冬にA型大流行があった時は、あっという間に感染してきましたgawk

でも、2月だったので自宅療養で治しました
(欠席扱いにならないとかで、治癒証明はもらったけど)。
38度以上も熱があるのに、寒い中歩かせて病院に行くほうが体に悪いと思ったの。
水分、栄養、そして快適な睡眠環境。
他に特にやることないんですよ。
っていうか、これだけやれば丈夫な子は自分で治します。

ただ、顔色には注意して赤→OK 青→即病院 と判断)。
この時は赤い顔して熱と戦っていたから、がんばれ~と応援していました。
熱は高かったですが、本人も特に辛そうな感じもなかったです。

なのでタミフルやリレンザも、一度も処方したことありません。
娘、インフルエンザは自分で治すものと思ってる・・・はず。
逆に自分で治した経験が無いと、
本来なら自然治癒できる病気も、
怖いものになっちゃう気がする(気持ち的に)。
たとえば中耳炎から難聴を防ぐために抗生物質を使ったり、
薬の種類や使い方しだいとは思うのですが・・・。

治せるっていう自信があると免疫力も上がるのか、
実は先月は、前と横の席、そして仲の良い子が次々インフルに感染したんですが、
特にうつりませんでした・・・。
知らぬ間に感染して、免疫ついたのかもしれないけど。

でも油断は出来ません。
新型ワクチン・・・うーん。悩むなあ。
なんてやってる間に、予約はあっという間にいっぱいになりそうだけど・・・gawk

面白いもので、娘に「ワクチン打たないかも」っていうと、
手もよく洗うし、ご飯もよく食べる。自己防衛本能が働くみたいです、子供なりに。

死者数は上がっていますが、報道は数字だけで恐怖心を煽らないで、
もう少しつっこんだ内容にして欲しいです。

たとえば既往症が無い人が死亡した場合、
本当に何も原因は無かったのか(凄く疲れていたとか、脱水症状だったとか、部屋が寒かったとか)。

ちなみに周囲には、「新型ワクチン打ったけど感染した」ケースも、既にあります。
これはどういうわけなんでしょうか。
季節型でも「うちの子、注射したのに~」という話は毎年聞きますし。

うーん、やっぱり悩みます。。。ワクチン。
予約が取れないと余計に打たせたくなる、集団パニックだけは避けたいと思います。

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2009年12月 7日 (月)

想像の森へ

Image8111昨日は久しぶりに家族で明治神宮の森へ。
雨上がりだったので、樹の幹からは蒸気が上り、
まるで舞台でスモークを焚いてピンスポを差した時のように(舞台が自然を模してるのですが)、

霞んだ参道のあちこちに光の柱が・・・。

それはそれは幻想的な風景で、
小鳥隊長は「わあ!天使の梯子だらけ!」と
一挙にアドレナリンがあがり、
しゃべりまくりのはしゃぎまくり。
もう少し静かに、森を楽しみたかったんだけどcoldsweats01

でもこうやって、子供はこちらの気持ちなんかお構いなしに、
どん底に沈みかけている自分を、
容赦なく「現実=生きること」に引きずり戻してくれる。

自分の感情なんか無視して、
誰かのためにご飯を作ったり洗濯したり(ピアノ弾いたり)、
そういう日常を繰り返すことでしか、
立ち直れないこともいっぱいあるんだ、きっと。

写真は「春の小川」のモデルの川(想像)。
とても好きな場所。

今日の朝日新聞の天声人語に、ちょうど明治神宮のことが書いてあった。
落ち葉もすべて土に戻し、今は都心一豊かな土地だという。
そしてこの人工森が本物の森になるには、あと200年かかるという。
木霊にでもなれたら、完成を見届けることが出来そうだけど。

この森が教えてくれる、命のめぐり。
娘が飛び跳ねているその地面の下で、今日も新しい命が生まれている。

すぐに結果が出ないことの方が、世の中圧倒的に多いのだ。

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2009年12月 5日 (土)

12月は走る

Image4881もうすぐ冬至なので、久しぶりに蜜蝋キャンドルを作る。
夏至の頃から半年経って、
小鳥隊長が優秀な助手になっていて驚く。
こどもは親の知らぬ間に、どんどん成長している。


手仕事には’手馴れ’が必用で、久しぶりの作業は苦戦続き。
蜜蝋も途中で切れてしまって、予定の半分しか出来なかったgawk

それでも蜜蝋を溶かしている時の、
何ともいえない清らかな空気は子供にもわかるようで、
湯煎の鍋をかき回しながら、
「このお鍋からは、体にいいものが出てるね」とクンクン嗅いでいる。
心も清められる気がする。

実は今年の夏ごろ、小鳥隊長にサンタさんから手紙が届いた(日本語で ^^;)。
フィンランドのサンタ協会にプレゼントのお礼の手紙を送ったら、返事が来たのだ。
娘は’サンタ’という仕事があると認識しているので、
そろそろプレゼントの希望を決めなくてはと、あれこれ思いをめぐらせている。
毎年この時期に、サンタ協会の人が夜中にこっそり親のところに調査に来て、
「良い子認定」をされないとプレゼントが貰えない、ことになっている。

親からのプレゼントは別にあるので、若干の負担増なんですけどcoldsweats01
親は図鑑だったりするのに、
サンタさんのプレゼントは、どこか
不思議なものなので、
今年は何をくれるのかな?と楽しみにしています。

(良い子認定されるつもりらしい)。

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2009年12月 4日 (金)

インドに癒される

Image7911_2DALIA寿枝さんのインド旅行話も伺いながら、
9月の白州でご一緒した、伊藤公朗さん(シタール)&吉見征樹さん(タブラ)のライブに出かける。
(吉見さんの演奏は、10月から始まったNHK人形活劇「三銃士」でも流れています)。

日曜日のコンサートが終わってからの、
一連の予想外の出来事に、
眠れない夜が続いていたのだけど、
昨夜のお二人のインド古典に、
魂を浄化してもらえたような気がする。
やっぱり私を救ってくれるのは、音楽なんだ。

これだけ密度の濃い演奏が出来るのは、
相当の技術訓練と演奏経験を積んだからだと思うのに、
自我のない演奏。
魂を無にした音楽には、いつも本当に救われる想いがする。
そこには、ただ祈りがあるから。

悲しみは哀しみのままで、
虚しさは空しさのままで、
腑に落ちる、という感覚。

落ち葉がこんなに美しいなら、
命が終わることもまた、自然のままに・・・。

それにしても、私にとってインドってなんだろう?
行ったことないのに、すでに知ってるような気がする国。
特別に好きなわけでもないんだけど、なぜか身近に感じる国。

何十年も関わってきた西洋音楽との距離は未だに縮まらないというのに、
9割が即興のインド音楽は、初めて共演したときから全く違和感がない。


そういえば、小学校で最初についたあだ名が「インド人」だった(^^l)。
そういうの、関係しているのかな。

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2009年12月 1日 (火)

12月の始めに

Image7851お世話になった人の死を、
ネット上で偶然知るなんて、
今まで考えたこともありませんでした。
南青山noen(ノエン)の佐々木渉さん。
今年7月に亡くなったという記事を目にしました

サイトが残っているし、
とても信じられなかったので店に足を運ぶと、
そこはすでに別の店に変わっていました。
36歳、就寝中の心筋梗塞だったそうです。

実は7月の末に、
Mother Songsの原画を頂くために
長田さんとスパイラルで待ち合わせ、
通りかかりのお店に寄りました。
ガラス張りの店内には人影もなく、配達かお休みかな?と・・。

それきり私もバタバタして今日まで表参道に行く用事もなく、
結局、最後に佐々木さんと言葉を交わしたのは昨年の夏頃です。

お店の規模を縮小して、スパイラル隣に移し、
本人も肩の荷を下ろしたような、さっぱりとした表情で、
久しぶりに来店した私をいつもと変わらず、
出迎えてくれま
した。
これからの構想を、まるで悪戯っ子のようにあれこれと、
実はnoen以外の新しい世界も広げつつあるなど・・・
クリエイターとして希望に満ちていたこと、一生忘れません。

出会いは10年も前。
まだレーベルを立ち上げたばかりで、
あちこちの店に「飛び込み営業」をしている頃でした。
私の音楽が似合いそうな店があるよと、
同じ頃に出会ったガラス作家の熊澤桂子さんに連れられて、
長い階段を下りた地下の、音が心地よく響く、
大きな一枚板の長いカウンターのある、その店に行きました。

その後、佐々木さんはその地下のNorskを引き継いでNoenを立ち上げ、
社長として、日本の伝統的な家具作りの技とモダンな感性を大切に、
木の温もりのある’一生もの’の、とても美しい家具を製作していました。
信念を持って手仕事を愛し、完璧さと頑固さも人一倍でした。
その反面、細やかなおもてなし上手の、モテ男
でもありました。
同じく手仕事頑固者のクロマニヨンも、
「彼は若いのに わかってる」と嬉しそうに会話が弾んでいました。

最初のCD「青い花」を気に入って下さったのがご縁で、
「Peace and Quiet」までの4作品を地下空間のBGMに使って頂きました。
私の出産をはさみながら、お店が移転されるまで、
新しい作品を出すたびに、それとなく鋭い批評も頂きながら、
作品をお取り扱い頂けたことは、何より創作の励みになりました。

下のシベリアの告知の私のプロフィールは、
実は、そのNoenで平沢千秋さんに撮影して頂いたものです。
あの石壁がふと懐かしくなって、今回使用したのだけど・・・。

思い出話はつきません。
思い出になるほど実感が沸きません。
私よりも若い人だったから、
いつでも会いに行けば元気でいてくれると、
勝手に思い込んでいました。

ジャンルは違っても目指す場所が似ていて、いつも何かヒントを貰える方でした。
彼は文字通り、仕事に命をかけていたのだと思います


心よりご冥福をお祈りいたします。
本当に、本当に、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

残されたノエンの家具たちは、あるべき場所で大切にされながら、
これからもずっと生き続けていくでしょう。

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佐々木さんの生前の仕事が伺えるエピソードが、こちらにあります。
岩泉純木工房さんの2009年10月バックナンバーです。

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