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2010年4月13日 (火)

ノエン(noen)の木に会いに行く

062 今日から東京駅近くの田中八重洲画廊にて、岩泉純木家具さんの「あつらえ家具のある暮らし」展が始まりました。18日、今度の日曜日までです。

昨夏、30代半ばで急逝されたnoen佐々木さんが惚れ込んだ’みちのくの木’の家具たち。存在感がありながら、優しさと温もりのあるデザイン。その丁寧な仕事からは、木を知り、愛する人たちの手で作られた家具だということが一目でわかります。そうそう、この木の手触りはnoenにあった家具と同じだ、と。佐々木さんの笑顔と共に、今は閉じられたノエンの木の香りを懐かしく思い出しました。

この岩泉純木家具さんは、ただの家具屋さんにあらず。木の仕事を通して、環境のこと、教育のこと・・様々なプロジェクトを展開されています。ノエンの思い出にとどまらず、たくさんの興味深いお話を聴かせて頂きました。

一本の木が育ち、人の手の様々な工程を繰り返しながら、
ひとつの家具が生まれるまでに、
どれだけの時間が流れているのでしょう。
一生、いえ自分が死んだ後までも、ずっとずっと。
木に自分の命を込めながら、木の命を引き出すような。
木と向きあう仕事の奥深さを感じます。

ノエンの手を通った岩泉の家具たちも、
きっとどこかで新しい命を吹き込まれ、
長い時間を生きていくことでしょう。

宮沢賢治の後輩にあたるという工藤林太郎さんの名刺には、
「木を愛するすべての人へ」という言葉が印されていました。

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