Keith Jarrett - Danny Boy
今年いちばん泣いたピアノ。
キース・ジャレットの「ダニーボーイ」です。
最近はまた精神的ダメージの噂も聴こえてきますが、
これは難病から復帰した後の2002年の演奏です。
演奏最後の方で、間が悪く会場からレジ袋のようなノイズがして、
(しかも東京公演だよ ><)
彼がすかさずそちらを「おいおい」という表情で見る姿が(5'09あたり)、
演奏者の片隅にいる私としては印象的でした。
ケルンコンサートの頃の没我の境地といった演奏とはまたひと味違う、
本当の意味で心身共に成長した、全身音楽家の姿だなと思うのでした。
ピアノは分類がとにかく大雑把で、
クラシックorジャズ以外は認められていないような状況ですが(あとはポピュラー、みたいな)、
本当はダンスのようにモダン、コンテンポラリー、舞踏・・・と、
もっと繊細なバリエーションが、演奏者自身の中にはあるはず。
そしてもっと、弾く側にも聞く側にも、ジャンルを飛び超える自由があってよいと思います。
彼は、ノンジャンル・ピアニストの先駆け的存在(ジャズに入ってること多いけど)。
とにかく音色だけで、涙が出る。
天才です。
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