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2011年2月10日 (木)

180°south (ワンエイティ・サウス)

180そして渋谷には頑張ってるミニシアターも多いです!
今日はシネクイントへ。

環境問題へのアプローチ方法は色々あると思いますが・・
この「180°south」は、一人のアメリカ人青年が南米パタゴニアへ向かった旅の記録から、’本人も予期せぬかたちで’環境問題と遭遇するという、異色のドキュメンタリーです。旅人と同じ目線で、「いま南米(地球)で起きていること」を考えさせられる興味深い作品でした(特に、イースター島にまつわる話)。
もちろんロードムービーとしても面白い!

彼がこの旅を決行した動機は、アウトドアのブランド「パタゴニア」創業者イヴォン・シュイナードと、「THE NORTH FACE」の創業者ダグ・トンプキンスの二人が、1968年に向かったパタゴニアへの旅。その’伝説の旅’を追体験したいという個人的な憧れからなんです。
基本的にアウトドア・スポーツ派とは言えない私が言うのもナンですが(^^;)、
実はパタゴニアという会社には、以前からとてもシンパシーを感じていました。
The NORTH FACEのダグは、この映画で初めて知りましたが、
彼の言葉にも体験者としての重み(真理)があります。
対照的な雰囲気の二人ですが、どちらもヨガで言う’グル’みたいな存在。
利己的だったり、頭だけだったりの人とは一線を画している。
特に物質主義に見切りをつけ、ストイックに環境保護に私財を投じるダグは、
どこから見ても本物のヨギーだなと思いました。

結局、自分のカラダを使って道を極めた人はみんな同じ山を登っている。
自然に(地球に)畏敬の念がある。
リズムや調和、という言葉の本当の意味を知っている。

青年は、その無謀さ(ムチャぶり)ゆえ旅の最終目的は果たせなかったのだけど、
イヴォンはそれを「聖杯を探す旅は、そのプロセスが大事なのであって、聖杯を手にすることではない」と諭します。

まさにその通り。
いや「自分の人生には何も後悔がない」と、
70歳にして言い切れる人生を歩んできた彼だからこその言葉かもしれませんが。

ロードショーはまだ全国で続くようです。
インドア派の方も是非観て欲しい。
私個人としては、今日生まれてはじめて「サーフィンやってみたいかも」と思いました。
波って、地球のリズムですものね。
それに乗れるなんて、きっと気持ちのよいことなんだろうなあと。
これぞヨガだもの。

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