近況など~核から田んぼまで~
あきらかに震災が原因で、
まるでドミノ倒しのように自分に「役目」がまわってきて、
引越しの翌日から働いてます。
すごい展開。
1ヵ月ちょっと経つけど、
まだピアノの部屋のダンボールは片付いてないし、
インド大使館にも、
新宿の事務所にも全然顔を出せないのだけど。
この間に、映画監督の鎌仲ひとみさんや(ご近所だった!)坂上香さんとつながれたり、
(つくづく映画には縁があるらしい)、
これから出会う田中優さんや、
田んぼや川や発電所や湧水や、
なんかもう「私の人生どこへ?」状態でめまぐるしく日々が展開しているけど、
そこにはやっぱり、今までやってきた音楽からの恩恵が少なからずあって、
震災後ずっと考えてきた「私の音楽の役割」が、
自分の中ではひとつ腑に落ちたようなところがある。
今までがあったから今がある、というような。
実はチャリティコンサートの出演もお断りしてしまったくらい、
今は鍵盤に触る時間も無くて忙しくて少し焦りを感じてもいるんだけど、
でも、こんな状況でも音楽やれてる人はやれてるんだから、
私はいま、そういう役目じゃないんだろうと思っている。
そして今日、大友良英さんの「自分のキャリアなんてどうでもいい」という
福島への決意を読んで、
ああ、今の私もそんな状態だなあと思ったりしながら、
ヨガで習った「無私」という言葉を思い出す。
でも、とりあえず来年1月にあるホスピスコンサートを忘れないように、
徐々に肉体も音楽に照準を合わせながら、
色んなことを軌道に乗せていきたいと思っている。
それにしても原発事故が悔しい。
おまけに余震や東海大地震も心配しないといけないなんて、
いまの時代に生きている意味を本気で考えてしまう。
目に見えないから、想像力を試されている。
この東京が安全なわけないし。
親として、ちゃんと子供を守れているだろうか。
今度もあの揺れに耐えられるだろうか。
そりゃ不安はつきないよ。
ときどき、夫婦して子供がいなくなる夢を見て、
(クロマニヨンは夢の中で悲しくなりすぎて、
朝起きたら目に血豆みたいなのが出来ていた。治ったけど)、
親として実は、今の状況に相当焦りやストレスを感じていることを自覚しながら、
ジジババも一緒に、人生の中でそう長くは無いはずの
「二世代同居時代」も悪くないなあと、
最近、本当に家族の大切さを噛み締めている。
価値観の違いでめんどうなことも多いけど、
いつになく団結しているのは、皮肉にも原発のせいなんだけど。
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