
散歩に行った近所の遊歩道で、娘が見つけた四葉のクローバー。
彼女は四葉探しの名人で、
まだ9年しか生きていないのに、これで10個めくらいの収穫。
何か、そういうものを見つける感覚が鋭いのかもしれない。
ちなみに私は一個も見つけたことがない。
今回ばかりは「これ見つけた!」って言われたときに、
とっさに(放射能・・)と思った。
でも、「捨てなさい」とは言えなかった。
だから家に帰ってすぐ、見つけた日付けを入れて樹脂で固めてみた。
「菜の花プロジェクト」の、
最終的な処理がコンクリートで固めることだと、先日お会いした田中優さんが話していたのを思い出して。
これから一生、私はこれを見るたびに(放射能)を思い、
娘は幸せを思うのだろうか。
忘れてはならない、今のこの特別な時代を閉じ込める。
娘が四葉のクローバーを見つけた同じ日に、
震災後から始めたツイッターで知り合った方から、
溝口の「のるすく」に、私のCDがたくさんあったというメッセージを頂いた。
彼女はYou Tubeにアップした「Furusato」を聴いてフォローしてくれた方。
そしてこの日、彼女のもとに、その曲が入ったCDが渡っていった。
しかもそのCDたちは、
東北の木を愛して、良質な手仕事の家具を送り出していた、
青山「ノエン」の佐々木さんが残してくれたものだった。
一昨年の彼の死と同じようにお店も突然閉じられてしまったので、
その後のCDの行方はわからずじまいだったけど、
捨てられずに残っていたことに驚いたし、心底うれしかった。
どうもありがとうございます。
天国の佐々木さんにお礼を言う。
もう、モノなんかいらない。
CDだって結局はゴミになるんだから、もうかたちとしての音楽は作らないって、
震災後に、CDも何もかもぐちゃぐちゃになった部屋を見たときに心底思ったけど、
こうして時を経て、ふと手に取ったり、誰かの手に渡ったり、
何かを閉じ込めたモノには、思い出や縁をつないでくれる瞬間があることを忘れていた。
そのせいか、震災後に各地でCDを聴いてくださった方から、
心のこもったメッセージを頂く機会がすごく増えた。
Mother Songsのチャリティ販売も多くの方にご協力頂いて。
そういえば、ノエンという名前は 「~の縁」だと佐々木さんが言ってた。
「そろそろ音楽は?」と言われてる気がした。
11年前に初めて私のCDを置いてくれたのが、何を隠そう、この店だったから。
Twitterはじめました。 @lifeasmusic
最近のコメント