« 入門編「やってみましょう!哲学カフェ」2019おとなの空耳図書館 | トップページ | ササマユウコ活動情報 »

2019年3月11日 (月)

2019.03.11『生きものの音』ダイジェスト版ができました

Jake

2019.3.11
ダイジェスト版ができました(無料公開)

※グーグルドライブの警告が出た場合は無視して「このまま再生」にしてください。

東日本大震災・福島原発事故から8年が経ちます。CD『生きものの音』が出版されたのが2008年。CDがこの世に生まれてから2年少しで、あの3月11日がやってきました。
 これは音楽家が2日間に渡って森の中に集い、ゆったりと時間に寄り添いながら音を紡いだ即興演奏のCDです。発売当時は「民族音楽」でジャンル分けされることが多かったですが、本当は洋の東西を越えた「境界の音楽」だと思っています。さらに内(室内の演奏)と外(森や周辺の音)も呼応し合う。それは2度と再現することができない、文字通り一期一会の音風景の記録です。
 今回10周年を記念して、録音担当の石橋守さんがダイジェスト版を編集して下さいました。このCDは時間と共に音風景が変わっていくので、実はどこを切り取るかで印象が大きく変わります。当日の現場の空気や時間の流れを知る耳の記憶、そのエッセンスがぎゅっと詰まった素晴らしい編集です。あらためて聞いてみると、瞬時に録音当日の時間や空間や心境に引き戻されるような不思議な感覚を味わいました。世界はどんなに変わっても、この音にはまったく嘘が無いからだと思います。
 そして10年経った今、この「作品」には思いがけず広い世界に羽ばたく準備が進められています。ここからまた新たな音風景と共鳴しながら、私たちが思いもしなかったサウンドスケープを生み出してくれたらいいなと思っています(サ)。
◎ダイジェスト版も是非お聞きください(グーグル・ドライブを開けると警告が出ますが無視して大丈夫です)。
貴重なCDも在庫僅かですが入手可能です。
CD『生きものの音』真砂秀朗・ササマユウコ・等々力政彦 録音:石橋守 ジャケット:石井寿枝 DALIA001

出版元:生きもの音プロジェクト
録音・編集:石橋守
ジャケット・撮影:石井寿枝

◎生きものの音プロジェクト

お問合せ:ikimononooto@gmail.com

Ikimonono Oto
Hideaki Masago
Yuko Sasama
Masahiko Todoriki

Recorded by Mamoru Ishibashi
Sound produce BEN-TEN Records(yuko sasama)
Visual photo by Hisae Ishii
Published ikimonono oto porject
©ikimononooto project 2019

※CDの在庫も僅かですが入手可能です。
お問合せ ikimononooto @gmail.com

|

« 入門編「やってみましょう!哲学カフェ」2019おとなの空耳図書館 | トップページ | ササマユウコ活動情報 »

BEN-TEN Records」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2019.03.11『生きものの音』ダイジェスト版ができました:

« 入門編「やってみましょう!哲学カフェ」2019おとなの空耳図書館 | トップページ | ササマユウコ活動情報 »