2017年10月 5日 (木)

『月の栞』

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中秋の名月、そして明日の「即興カフェ」は満月。10月は「月」の季節ですしお誕生月ということもあってか、懐かしいCD『月の栞』(ササマユウコ、坂田梁山、石川高)のジャケット原画(『月を探す旅』木版画)と、松本豆庵の寒氷いただきました。どちらも安曇野在住の木版画家・小平彩見さんの作品です。ありがとうございます!
小平さんは、16年前の出産退院した確か翌日に銀座山野楽器の試聴盤で新作を偶然きいたとメールを下さった方で、ゆっくり育児に専念するつもりの重い腰を早々にあげるきっかけとなった、怒涛の嵐のような存在(笑)。今は二児の母として育児と創作活動との両立を頑張っていて、作家としてのキャリアも着実に重ねていらっしゃる素敵な方です。
思えば神楽坂でインディーズレーベルを立ち上げたのも、当時サンプルを聴かれた新宿タワレコの店員さんから「全国流通できるようにレーベルを」と直接お電話を頂いたから。ネット環境もまだ発展途上で、あんなに大変な仕事になるとは夢にも知らずに気軽に引き受けたのが、もう15年以上も前の話。デジタル打ち込みが台頭した時代に、「5分以内の非アカデミックな生演奏のアナログ一発録音」という動機(狂気)にかられ、その録音物に翻弄された年月も振り返れば懐かしい思い出だし、10年間に作った5枚のアルバムは今も世界各国で静かに聴かれていることは、このサイクルが早い業界でもっと噛み締めてもいいのかなと思う。共演者はじめ関わって下さった方たちには感謝してもしきれないし、無かったことには出来ないのだよ。たとえ自分の中では昇華されたモノ(CD)との音楽実験だったとしても。録音するとはそういうこと(風景をだいなしにする、と言った人もいる)。
この2003年発売のCDは、今もテレビやラジオで時折流れている。正直、現在の自身のオンガクからは少し遠い存在です。笙の石川さんは今年の坂本龍一氏のアルバムに即興4曲が収録されています。少しフライングですが、来年1月20日には石川さん、サンレコの國崎晋さんを特別ゲストに、鈴木モモさん、ササマユウコで「音と言葉」をテーマにした即興カフェも開催します。(南青山Haden books)。新しい音楽実験にも、どうぞお付き合いください。

◎この可愛らしいお菓子は松本の「すぐり」さんでお買い求めいただけるそうです。
https://www.facebook.com/warehouse.suguri/

そして明日は、CD『生きものの音』をご一緒しているトゥバ音楽演奏家の等々力政彦さん、ストリングラフィ奏者・鈴木モモさんと共に「即興カフェ 番外編」を開催します(@調布・森のテラス)。助っ人としてトゥバ民謡の若手ホープ鎌田英嗣さん、音楽家・履物「ひかりのすあし」作家の浦畠晶子さんの展示販売、台湾茶もご用意してお待ちしています。ちなみに等々力さんは現在、京都大学で微生物を「共生」の視点から研究されていて、今回は新しい「音楽のかたち」と「学びの場」を実験する場としても開催されます。どうぞお気軽に足をお運びください。(ご予約は「即興カフェ」まで improcafe.yoyaku@gmail.com)

※詳細は Facebook @improcafe をご覧ください。

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ササマユウコ|YukoSasama

2011年東日本大震災後、「オンガクとは何か」を考え演奏活動を一時休止し、カナダの作曲家M.シェーファーのサウンドスケープ論を「内と外の関係性」から研究する(弘前大学大学院今田匡彦研究室2011~2013)。2014年、哲学の実践拠点として芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト設立(相模原市立市民・大学交流センター)。哲学カフェ、即興演奏、地域連携事業、執筆活動、ワークショップなどを展開中。詳細は個人サイトをご覧ください。

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2017年4月18日 (火)

ササマユウコのホームページ

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森の中の鹿を相手に説法の練習をしていたわけではありませんが、2011年3月から「音のない音楽」の世界を旅していました。

音楽とは何か、何が音楽か。正解がないことはわかっていましたが、とにかく自分なりの考え方=言葉を手に入れたいと、日々思考を続けていました(それは今も続いています)。そして最近は「音」に立ち返る場面も巡ってきて、言葉にはない音の力を再確認しています。密かにピアノも弾いています。

50代に入った「今」だからお伝えしたいことを。音楽と言葉の両面から、これからも丁寧に積み重ねていきたいと思っています。サウンドスケープとは何かを知るための「耳の哲学」に関心をお持ちの皆さまには、どうぞワークショップも体験して頂きたいと思っています(お気軽にご相談ください)。

まずはお時間のある時に、ぜひサイト をご覧頂けましたら幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

http://yukosasama.jimdo.com/  音のない音楽/CONNECT主宰 ササマユウコ

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2017年1月 1日 (日)

2017 謹賀新年

2017_32017(平成29年)謹賀新年

音を見失っていた2011年の秋に、
弘前で見つけた鳥笛。
あれからの日々を忘れない。
「希望」のサウンドスケープを奏でよう。
ちいさな音楽、耳の哲学。
2017年1月1日 ササマユウコ

 

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2016年10月 7日 (金)

「即興カフェ」終了しました!

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夏のような陽射しの中で「即興カフェ」終了しました。実はホスピスやワークショップを除いて、人前でピアノを弾いたのは2011年以来です。今日という日は決して当たり前ではなく、音楽を見失い苦しんだこの5年間を振り返りながら、祈るような気持ちで音を出していました。風の音がすごく心地よかった。
大切な仲間たち、森のテラスの皆さん、そして貴重な時間を使って足を運んで下さった方たち。ありがとうございました。何より10年前の「生きものの音」を大切に聴いてくれていた次世代音楽家たちと、この場所で共演できたことも嬉しかったです。等々力政彦さんとは2010年公園通りクラシックスのデュオ「旅する音楽」以来でしたが、お互いに50代になって’音が’成長したような気がします
●当日の写真などはこちら ⇒http://yukosasama.jimdo.com/

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2016年6月14日 (火)

ササマユウコ/Yuko Sasamaホームページ移転中です。

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□6月いっぱいで旧サイトのサービスが終了するということで、急遽ササマユウコのホームページの移転作業に入っています。ちょうど「ふり返り」の時期なのかなと思っていますが、予定外だったのであたふた・・。

2011年の東日本大震災以降、水面下で「音を出さない音楽」と向き合ってきたササマの「イマココ」がわかるサイトになると思います。
まだ表紙しかできていませんが、2011年以前の活動アーカイブも含め徐々に移行していきますので、時どきのぞいてみてくださいね。

□新サイトhttp://yukosasama.jimdo.com/ 

 

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2016年1月 3日 (日)

謹賀新年

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「内と外を柔らかにつなぐ関係性」としての芸術
「想定外」というコトバへの衝撃から弘前の研究室に向かい、サウンドスケープ思想の探求を始めた2011年から、早くも5年が経とうとしています。
この間、本当にさまざまな偶然という必然の出会いに恵まれ、いま自分が「やるべきこと」をあらためて、身を引き締めて実感しています。
2016年の個人目標は、ふたたび即興演奏と向き合い、自らの内側(身体×音)を通して外側(コトバ)を捉え直す作業を進めることです。さらに、2014年秋から始まった「コネクト活動」も引き続き、分野を越えた芸術家・研究者の出会いを大切に、そこから新しい音風景が見えたら、きこえたら素敵だなと思います。
2011年からの日々は私にとっても「想定外」の連続でした。
これからも相変わらず、あたふたと手探りで進んでいくことでしょう。それもひとつの有機的な「芸術活動」として、受けとめて頂けたら幸いです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年元旦
音楽家/CONNECT代表 ササマユウコ

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2014年10月 6日 (月)

「空ノ耳」ササマユウコ sora no mimi by Yuko Sasama

台風で時間がぽっかり空いたので、

この3年間撮りためた空を集めてみました。

曲は2000年に信州国際音楽村で録音した即興「空ノ耳」

ソラミミ、ソラミミ・・・聞こえてきます。

(C)2001 BEN-TEN Records BTR-001

https://www.youtube.com/watch?v=0V2wSvBdvnI

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2010年7月 4日 (日)

Mother Songs ひらいたひらいた(Lotus) ササマユウコ

あっという間に7月です。東京はもうすぐお盆。この季節になると毎年、ご先祖様を偲びながら不忍池に出かけます。蓮マニアとしても、いちばん好きな夏の風景のひとつ。'極楽’という言葉がよく似合います。今回は音楽よりも写真に力入ってるかも(^^;)。六本木、神楽坂・・・。東京で見つけた蓮の風景です。

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2010年6月21日 (月)

Peace&QuietⅠ 「静かな幸福」ササマユウコ&坂田梁山

今日は夏至。この日ばかりは太陽が恋しくなります。梅雨の晴れ間をイメージした新作アップしました。いかがでしょう?



「静かな幸福」(CD「青い花」(PPM-001)より)
 音楽・ピアノ ササマユウコ 尺八・ 坂田梁山
 1999年アナログ一発録音  photo by Yuko Sasama


(C)BEN-TEN Records

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2010年6月10日 (木)

rain rain

最初のCD作品「青い花」の録音から
早いもので9月で10週年(11年目に突入)です。
出産・子育てと見事に重なって、

すでに記憶に無いくらい忙しかった(はずの)10年でしたが、
BEN-TEN Records主宰として、ここらで何かしないと・・と。
ずっと考えてたんですけど、そうだ、これだ、youtubeだと。
今さらなんですけど、画像をアップしました。

著作権や音質問題がクリアになるまで様子見でしたが、
気づけば渋谷HMVも閉店、新星堂も厳しそう、
大手CD店を取り巻く現状は厳しくなる一方です(まあインディーズは最初から厳しいので、あんまり関係ないんですけど --;)。
マンハッタンにはもう、大型CDショップは一件も存在しないのだそう。
アメリカの後追いをしている日本も、いつかそうなるのでしょう。
CDの作り手としても作品を残していく手段を考えないと、と。
著作権問題がクリアになったようなので、
今月からボチボチと過去のレーベル5作品から
ベスト10曲を、無謀にもササマユウコの写真と共にお届けいたします!

今月は1999年にスタジオで一発録音した「rain rain」です。
今では珍しいアナログ録音は、アコースティックの響きを引き立てます。
梅雨時にとっぷりと、雨の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
私は録音時の緊張感が蘇り、今でも冷や汗が出ますけど。

音楽・ピアノ ササマユウコ  尺八・坂田梁山  photo by Yuko Sasama

(C)2010 BEN-TEN Records

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