2011年12月 3日 (土)

ほうほう堂@緑のアルテリオ

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おなじみ身長155cmのダンスデュオ「ほうほう堂」。
最近は劇場を飛び出して、街や駅やエレベーターの中や人の家なんかで踊っていることは、You Tubeでも薄々知ってたけれど、
「近くで踊ります」という知らせを受けて、娘と急遽出かけた。

殺風景な東京郊外新興住宅地の、
ひと昔前だったらとてもコンテンポラリーダンスとは結びつきそうもない場所に、
そのガラス張りの「アルテリオ小劇場」はいつの間にかあって、
こういう場所だからこその非日常に、ちょっと心がワクワクした。

劇場内に入るとすでに美術・浅井裕介氏の、
シュッ、シュっと、小気味よくマスキングテープを引き出してはちぎる音と共に、
彼の手から生まれるジャングルや不思議な生きものたちが客席内にも増殖し続けていた。

おしゃれで可愛くて、どこかユーモラスな「ほうほう堂」。
そのポップな印象に、普段はついつい見逃されがちだけれど、
実は作品(存在)はとてもラジカルで、奔放で、時に攻撃的ですらあって、
彼女たちはメッセージ性にあふれた’闘う芸術家’だと思っている。

増殖する緑の(実際は白なんだけど)ジャングルの中で、
疾走するたくさんの生きものたちに変身して、
舞台と客席のバリアを取り払い、
舞台と舞台裏のバリアも取り払い、
ついでにハーメルンの笛吹きみたいに観客を誘いながら、
いつの間にか劇場からも飛び出して、
とにかく伝えたいことを全部かたちにして、
今なにが大切なのか、自由とは何かを教えてくれる。
清清しさや微笑みと共に、「そうだよねえ」と思わず唸ってしまうような。

だっていま、私たちがいちばん望んでいるのは、
まさに彼女たちみたいに、無邪気な子供や生きものみたいに、
緑の中で走りまわったり、木に登ったり、雨に打たれたりすることなのだから。
その機会を突然奪われてしまったのが、この2011年なのだから。

それにしても、この10年間のテクノロジーの進化は凄い。
照明も音響も映像も、パソコン1台で次々とイマジネーションをかたちにしていく、
その驚くべき軽やかさ。
アナログとデジタルが幸福な出会いを果たした、
まさに次世代型の総合芸術だった。
そして今、アートに何より求められているのが、失われた自然の模倣(ミメーシス)。

川崎市アートセンター 小劇場アルテリオ、今後のラインナップにも注目したい。

振付・出演:ほうほう堂(新鋪美佳+福留麻里)
美術:淺井裕介
映像:須藤崇規

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2011年5月24日 (火)

長田恵子展 「つつましい宝もの」  明日から

「長田恵子展 つつましい宝もの」

2011年5月25日(水)~6月4日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)

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Mother Songsのジャケットでも素敵な銅版画を提供して下さった長田恵子さんの個展のお知らせです。
DM写真はトーベ・ヤンソン「彫刻家の娘」より。
どこかユーモラスで無国籍な雰囲気の彼女の作品、
トーベ・ヤンソンの物語とも、とてもよく合っていると思いませんか?

タイトルがなんだかとてもタイムリーな感じですけれど、
震災前から決まっていたものなんですって。
個展開催中の土日は、作家在廊日の予定です。
まだまだ心落ち着かない日々が続きますが、
だからこそ、長田さんの作品(と、ご本人)にほっと一息。
是非お出かけください。

場所・IZUMI JEWELRY Shimano www.jewelry.co.jp 
    神奈川県小田原市栄町2-7-2 

長田恵子HP http://www7b.biglobe.ne.jp/~osadake/

■会期中はCD「Mother Songs」も販売いたします。
売り上げの全額を、東日本大震災で被災した子供たちの支援金として
日本ユニセフ協会に寄付させて頂きます。

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2010年12月21日 (火)

メキシコ現代オペラ「原野のささめき」

201012genya_omoteCD「月の栞」でご一緒した笙の石川高さん、
先月のプラネタリウムで共演したシタールの伊藤公朗さんとも親交のある舞踏の田中泯さん(龍馬伝の吉田東洋です)、
そして美術小道具協力に荒木珠奈さん。
私にとっても縁のある方々が参加されている舞台です。
ご興味ある方は是非どうぞ!

日本メキシコ交流400周年記念事業
フリオ・エストラーダ・アンサンブル
メキシコ現代オペラ「原野のささめき」



 ―ペドロ・パラモを探して辿り着いた町。
  しかしそこは、秘やかなささめきに包まれた
  死者ばかりの町だった・・・・・・

メキシコ文学の金字塔、ファン・ルルフォ原作「ペドロ・パラモ」を、
現代音楽の巨匠フリオ・エストラーダが15年の歳月をかけてオペラ化。
原野にこだまする魂の声を、見事に音楽と視覚で表現した傑作。
日本公演では笙の石川高と舞踊家、田中泯の出演が決定!

舞台はメキシコ革命前夜。破滅に向かう人々の声にならない声が充満する失楽園、コマラ。
生者と死者、愛と罪、現在と過去を行き交う時間は円環をなし、
神話のように世界を包む。

学生さんに\3000の特別料金を設けました。
客席数が少ないので、どうぞお早めにご予約ください!!

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日程:2010年12月21日(火)19:30開演
22日(水)19:30開演
23日(木・祝)14:00開演
於:スパイラルホール(地下鉄表参道下車B1,B3出口すぐ)
料金:全席自由 一般(前売:\5,500 当日\6,000)
              学生(前売・当日:\3,000)

詳細はコチラ!

http://www.kaibunsha.net/archives/201012genya.html

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2010年10月28日 (木)

BABYinME+サポーターズ・新宿文化センター祭りに出展します

Baby_in_me_2暑すぎた残暑の後は、爽やかな秋もそこそこに、いきなり冬でしょうかgawk

年々季節の変わり目が無くなっているどころか、美しい四季のある国から、日本は雨期と乾期に移行しているのか?これを異常気象といわずに何と言うのでしょう。どうぞ、お風邪にはお気をつけて。

さて、なんだかもう毎日バタバタcoldsweats01
あっちの準備、こっちの連絡に追われておりますが、
今後のスケジュールを順次ご紹介していきたいと思います。

本日はこれ。
来週11月6日(土)に新宿文化センターで、文字通りの文化祭があります。
今回は出演ではなく、BABYinMEと+サポーターズの活動紹介ブースを出展させて頂きます。
場所は大ホールホワイエ(ロビー)です。
どうぞお気軽にお声がけくださいね。
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ブースでは活動紹介はもちろん、
BABYinMEグッズや、上質な原材料(シアバターなど)を使用したまひもろ石鹸コラボBABYソープ、
木版画家小平彩見さんの作品、Mother SongsCD等、
サポーターズグッズ販売も予定しております。
新宿に遊びに来られたら、是非お立ち寄りください!!
ステージやロビーでは、新宿区民による楽しいパフォーマンスが展開されます。

BABYinMEのブログはこちら→

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2010年9月24日 (金)

今週末はナマステ・インディア2010

Namaste10img アースデイ同様、回を重ねるごとに着実に動員数が上がっているのではないでしょうか。
国内最大級のインドフェスティバル「ナマステ・インディア」。
スポンサーの顔ぶれを見ても、勢いのあるインドが、国内の様々な企業から熱い視線を注がれているんだなあ・・と実感します。
今週末、代々木公園を中心に開催。

インド大使館からは、我らがDr.Kaptan Singhのヨガ・デモストレーションや、タブラ演奏なども。野外ステージをはじめ、今年から開設されたセミナーハウスでの講演も充実しています。シン先生、きっとヨガの精神を熱く語られることでしょう。

おいしい食べ物やお買い得なバザール、オリッシーも見逃せません。
どうぞお出かけください。

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2010年9月13日 (月)

生きものの音プロジェクトから メッセージカードが届きました。

Photo_3今日はお知らせがもうひとつ。

すでに十五夜ライブのお知らせに付けてお渡しした方もいますが、このたび「生きものの音プロジェクト」のメッセージカードが出来ました。

■DMご希望の方は
生きものの音プロジェクトまでお問合せくださいね。

ポストカードとしても使用できます。



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ママがつくる子育て応援フリーペーパー「なみきっす」創刊

Photo「すぎなみママコラボの会」が発行する、子育てライフを楽しくする情報満載のフリーペーパーが出来ました!

昨年秋の
ママコレ 2009inすぎなみ(at 杉並公会堂)でMother Songsコンサートをさせて頂いたのがご縁で、このたび創刊号にヨガについての小コラムを書かせて頂きました(新宿区民ですけども ^^;)。今後、お店や住宅展示場等、杉並の様々な場所に「なみheartきっす」が設置される予定です。ママコラボが主催する講座やお店情報、占いやお料理など、楽しくて盛り沢山の内容になっていますよ。見つけた方は是非!お手に取ってご覧下さいね。

今月からは、浜田山住宅公園を中心にメンバー主催の素敵な講座も開催されます。ランチ交流会もありますので、皆様お誘いあわせの上ご参加ください。

詳細はママコラボHP

http://mamacollabo.jimdo.com/

すぎなみママコラボの会とは・・・杉並区を中心に子育て支援などの活動をしているママたちのネットワーク。メンバーのノウハウや人脈を集めて、地元杉並からママを元気にする情報を発信したい!と活動中。                                                                                                       
                                                

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2010年8月20日 (金)

ポルポルから~ちょこっと新作のご案内「魔法使いのニーナ」

Photo♪新作公演のご案内♪
「魔法使いのニーナ」

児童館での影絵作品
一般の方も入場可能
入場無料
久々の林オリジナル新作です
どうぞ足をお運び下さい
写真は影絵音楽朗読劇「とことこ」より)

:::::::::::::::::::::

8/25(水)15:30~16:30(ワークショップ含む)
会場:富久町児童館 新宿区富久町22-21

脚本&演出:林ファソット未知
演出助手:菅野直子
出演:キムミヤ、石和田尚子
朗読:榎本愛
音楽:山田真里子、菅野直子
※今回ササマは参加していませんが、今までのポルポル影絵舞台のテイストをぎゅっと凝縮したような作品になっているようです。新宿区小学生はちょうど2学期のスタートだけど、まだまだ暑い日が続くので涼しい児童館に遊びにきてください!無料!!

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2010年8月 1日 (日)

THE TOKYO ART BOOK FAIR &はんだづけカフェ

Image5311今日は朝から家族で千代田アーツ3331へ。
クロマニヨンは、ここの3F・
はんだづけカフェ
夏休み親子向けワークショップを開催。

私と娘は途中上野まで散歩に行ったりしつつ、
(松坂屋の屋上で昭和の夏にタイムトリップ)、
THE TOKYO ART BOOK FAIRへ。

電子ブックの登場で、出版界にも音楽業界と同じような時代転換の波が押し寄せていますが、
このイベントの盛況ぶりを見ていると、
「本」というものは、かつてのような工芸品(美術品)、または私家版の世界に戻っていくのではないかと、そんな予感がしたのでした。

先日手にした夏目漱石の初版本も、版画はみんな手刷りだったし、
デザインも漱石自身のものだと聞きました。
そして100年後、その本は(物語の力もあるけれど)生き残ってる。
逆に言えば、パッケージ&内容に力が無い本は淘汰される時代なのでしょう。
単なる情報なら電子で充分。紙がもったいないですし。

それにしても、千代田アーツ3331!
ここは初めてでしたが、とっても気に入りました。
90年代のグッゲンハイム美術館ソーホーを彷彿とさせる、
若さと、自由さと、そして日本独特の(アキバ的というか)感性の入り混じった、
とても面白い場に成長していくのではないかと思いました。
地域に開かれ、子供まで視野に入れ(元学校ということもあり)、
かといってゆるくもなく、先端の技術と自然との共生までを
視野に入れた、
実にユニークなアートセンターです。

Image5301
←これは「かえるステーション」
こどもたちがいらなくなったオモチャを持ってきて
取りカエルことが出来る場所なんです。
ディスプレイが見事!

個人的には一階ロビーの古いピアノ(かなり古いYAMAHA)が気になりました。
そして2階にあったエイブル・アート・カンパニーさんも。
後で石井さんに確認したら、
やはりここは「生きものの音」でつながっていたんですが。

ご近所の?高齢者が世話する校庭の芝生も気持ちがいいし、
申し込めば屋上で野菜を育てたりも出来ます。
おいしそうなオーガニックなカフェもある。
アキバ詣での際は是非、お立ち寄りください!
ここには間違いなく、日本の都市文化の未来があります。

※私はその昔、日本にこういう施設を作りたくて某企業の文化・メディアスタッフになったのですが・・・あの頃(20年前)はまだ、いろいろなアートの土壌が成熟してなかったんですよね。当時こういう施設があったならば、私は今ピアノ弾いていただろうか・・・すべては巡り合わせですgawk



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2010年7月 9日 (金)

上松知子「夏目漱石 夢十夜」リトグラフ展

Image5961スタジオで練習の後、ギャラリー水・土・木で開催中の上松知子さんの「夏目漱石 夢十夜」リトグラフ展へ。

夏目漱石といえば、何となく縁がある。高校生の頃、生まれて初めて買った古本が「こころ」だったし、しかもその本の間に真新しい100円札(500円だったかな?)が挟まっていたのだった。高校2年生の文化祭では、「夢十夜」という16mm映画をみんなで作って音楽を担当した。そしていま、漱石さんはご近所に住んでいる(銅像だけど)。

上松さんの作品は初めてだけど、タロットカードのような独特の色彩&神秘性、絵の世界に吸い込まれそうな静かな力と奥行きがあって、何とも魅力的でした。DM写真では判り辛いですが、細部に渡る技法も凄い。素人目の私でも、わかります。当のご本人は「本当に凄い人は控えめである」という法則を絵に描いたような、ほんわかした方でしたが。

今年は「夢十夜」が書かれて102年目だとか。漱石自身、当時は難解だと言われたこの作品を、100年後には理解されるだろうと予言していたそうです。
明日までなので、ご興味ある方は是非おでかけください!

今日はもうひとつ。上松さんから漱石自身が装丁したという「こころ」の初版本を見せて頂きました。文庫本より若干スリムな(名前忘れた)版型で、とても手の込んだ工芸品(美術品)とも言える本。
一冊の本が何人もの手を渡って、100年近くかかって人を選んで巡ってくる。
いま話題の電子ブックでは、こういうロマンは生まれませんね。

写真もそうだけど、最終的には「紙」に残さないと、
平面文化は廃れてしまうような気がします。

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