音さがしの本~リトル・サウンド・エデュケーション
数年前にご紹介した「世界の調律」の著者マリー・シェーファーが提唱したサウンド・エデュケーションを、こども用にアレンジした本です。弘前大学教育学部准教授の今田 匡彦氏との共著。
こども用ではありますが、大人の方にこそ是非(大人用もありますが、こちらがおすすめ)。これもまた「世界の調律」のように、音楽の専門家ではなくても、普段耳(聴くこと)をあまり意識していない方に、読んで&実践して頂けたらなあと、勝手に思っております。
コミュニケーション論としても。
こども向けの音楽ワークショップには、
音楽を聴いて(なぜかクラシックが多い)、
さっそく楽器に触れて「音を出してみよう!」というのはよく見かけますが、
実は、音楽じゃなくて身の周りの’音’を「聴いてみよう!」が先じゃないか?と。
そんなことに気づける内容になっています。
話す前に、よく聞いて。
子供の頃からさんざん言われてきましたけど(--;)、音楽でもこれ基本。
音を出すことはもちろん楽しいのだけど、
「聴く」訓練が出来ていない子供たちが一斉に音を出すと、
けっこう辛い音環境になりますよね(><)。
そこで先に耳を訓練した方が、結果的に音楽を奏でることへの近道というわけです。
最近、自戒も込めて思うのだけど、実は世界で一番音に無頓着なのが、
音楽家かもしれない~と。
エコだ、環境問題だ、と叫ばれているわりに、
音の環境に関しては、まだまだ改善されていないような気がします。
相変わらず街は音楽で溢れているし、テレビのCMはうるさいし。
音量だけでなく、音質や種類、設置場所や定位も、
表現活動ではない、不特定多数の耳に入る音作りの場には
もっともっと配慮が必要だと思います。
って、こんなこと言ってると失業ですけどね(^^l)。
でも音を出す仕事に携わっている人は、
一度は真剣に考えないといけない問題。自分に言ってるの、自分に。
あと、イヤホン族も大丈夫なのかな。
耳は無意識に距離感も測っているので、耳を塞いだ行動には問題が出てきます。
駅のホームで人のギリギリを通り過ぎていく人とか、
たいがい耳に白いイヤホンが見えます。
有名なアーティストがスタジアム公演を繰り返すことで聴力を失った話、
あれはモニタ用のイヤホンも一因だと思います。
いや、そういう私、ウォークマン世代ですし、
実はロック系も好きですから。
さんざん大きな音も聴いてきたわけですけど(^^;)。
耳は意外と鈍感なんだと思います。
「大音量気持ちいい!」って脳や体が反応しても、耳だけは悲鳴を上げている。
そういう経験、皆さん若い頃に一度はしたことあると思うんだけど。
私は席がスピーカーの前だったりすると、耳にティッシュを詰めて防御していました。
(そこまでして、って感じですけど^^;)
最近は「はたしてこの音は、赤ちゃんに聴かせても安全か?」という視点で、
音楽を捉えなおすことが多くなりました。
食べ物と同じです。
あと母が補聴器になってしまって、凄く不快そうなんです。
私の弾くピアノも、雑音に聴こえるらしい(泣)。
若い頃の聴力って永遠じゃないんですよね。
耳、大切にしないと。













■というわけで、これが夏を乗り切る赤シソ酢ジュースです。



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